サニブラウンらに可能性の個人2種目兼務に“条件” 日本陸連が東京五輪男子400メートルリレー戦略を公表

サニブラウン・ハキーム
サニブラウン・ハキーム

 日本陸連は19日、都内で理事会を行い、金メダルが期待される東京五輪男子400メートルリレーの強化委員会戦略を公表。懸案となっていた個人種目の100、200メートル兼務は、原則回避としながら、条件つきで認めるとされた。

 東京五輪では、400メートルのリレーメンバーが16年リオ大会から1減の最大5人となった。また、100メートルの代表は、リレーメンバー5人に必ず含むというルールもある。故障やコンディション不良で1人でも欠ければチームが厳しい状況に追い込まれることから、日本陸連側は昨年12月に個人100&200メートルの兼務を制限する案を明らかにし、アスリート委員会なども巻き込んで議論を重ねてきた。陸連は当初、個人種目の兼務制限について代表選考要項に盛り込むことを視野に入れていたが、要項への記載は見送り、「戦略」という形での公表に至った。

 今回、戦略の中で設定された条件は以下の4つ。

 〈1〉当該競技者が100メートルおよび200メートルで、少なくとも決勝進出の可能性を示す記録水準に到達すること。

 〈2〉日本選手権で100メートル、200メートル両種目優勝すること。

 〈3〉ダブルスタート(2種目兼務)に強い負荷がかかることを認識した上で、400メートルリレーにも出場する強い意思があること。

 〈4〉400メートルリレーで最高のパフォーマンスが発揮できるよう、最大限の準備をする意思があること。そのためには、リレー準備に向け強化委員会が計画し、参加を求める遠征、競技会及び合宿に、強化委員会が特に認めた場合を除き、全てに参加すること。

 日本勢では、100メートル日本記録保持者のサニブラウン・ハキーム(米フロリダ大)、100メートルで9秒98の自己記録を持つ小池祐貴(住友電工)らが2種目で代表入りする力がある。〈2〉の日本選手権2冠が条件に入ったため、2種目を兼務できるのは最大1人ということになる。

 

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