【巨人】原監督、大城が「一歩リード」…開幕スタメンマスク争いで初明言、小林、炭谷も巻き返す

送球練習する大城(左は炭谷=カメラ・清水 武)
送球練習する大城(左は炭谷=カメラ・清水 武)

 巨人の開幕スタメンマスクを巡るバトルが、まもなく最終局面を迎える。オープン戦を終えた現段階では、大城卓三捕手(27)が優勢。原監督は18日、「今のところ、一歩リードしているんじゃないでしょうか。リード面も含め、送球も向上している」と初めて明言した。昨季まで5年連続で開幕マスクの小林、百戦錬磨のベテラン炭谷が、開幕までの残り時間でどう巻き返すかに注目だ。1軍はこの日、東京Dで全体練習を行った。

 大城のバットにはじかれた打球は、次々とスタンドへ飛び込んだ。捕手3人衆の中では一番若く経験も浅いが、かつての阿部(現2軍監督)のように、中軸を担うことも可能な“打てる捕手”。4番の岡本にも匹敵するパワーが魅力で、今季から背番号24をもらったことからも期待の高さがうかがえる。守備にも磨きがかかり、原監督は「今のところ、一歩リードしているんじゃないでしょうか。リード面も含めて、スローイングも向上していると思いますね」と評価した。

 打力を生かすため、キャンプ中は一塁手との兼任も視野に練習してきたが、現在は再び捕手がメインとなっている。オープン戦は全16試合中、最多の7試合でスタメンマスク。指揮官が「ベストオーダーで行こうかな」と宣言していた15日の楽天戦(東京D)も、スタメンに名を連ねたのは大城だった。小林、炭谷の経験値を信頼し、大城に多くのチャンスを与えた面もあるだろうが、相川バッテリーコーチも「勝っていく中で打撃は必要だし、大城ももう27歳。(正捕手を奪いに)いくなら今しかない」と尻を叩く。

  • フリー打撃で快音を連発する大城

    フリー打撃で快音を連発する大城

 一方、昨季まで5年連続で開幕戦スタメンマスクの小林も、黙ってポジションを明け渡すはずがない。4日の日本ハム戦(札幌D)で先発出場したのを最後にベンチスタートが続くが4年連続盗塁阻止率1位の実力は誰もが認めるところ。「状態は悪くない。開幕までの時間で、またしっかりトレーニングできる」と前向きだ。

  • ノックを受ける小林

    ノックを受ける小林

 開幕は4月10日以降とされていて、短くても3週間ほどの時間が残されている。現状では大城にリードを許しピンチだが、昨年は3、4月に打率3割7分8厘と打ちまくり、一昨年もロケットスタートを決め、4月には打率リーグトップに躍り出た。「試合に出たときに、しっかりやれるように準備をしていきたい。いい状態で開幕を迎えられるように調整したい」。本来なら開幕しているはずの春先は、小林が最も得意な季節だ。

 相川コーチは「レギュラーの取り合い投手の取り合いというのは昨年から言っている。全員で取り合ってほしい」と求めた。大城、小林、炭谷によるバトルは、21日から始まる練習試合が最終局面となる。(尾形 圭亮)

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