【清水】西村恭史「注目を浴びれば、有名になるチャンス」…プロA契約結び気合

スポーツ報知
藤枝戦で右足シュートを放つ清水MF西村(左)

 J1清水エスパルスMF西村恭史(20)が18日、タイトル獲得で名を日本中にとどろかせることを誓った。チームは約1時間、三保で調整。17日にプロA契約を結んだ男が、勝負の3年目に爆発する。

 迷うことなく言い切った。室内練習後、今後の夢について聞かれたときだ。「やっとスタートラインに立った。エスパルスにタイトルをもたらしたい。注目を浴びれば、有名になるチャンス」とぶち上げた。

 今季のルヴァン杯開幕の川崎戦(2月16日)で通算試合出場時間450分を達成し、A契約締結条件を満たした。その後リーグ開幕・F東京戦(同23日)で先発し、リーグ戦初出場するなど赤丸急上昇中だ。

 3月17日のJ3藤枝との練習試合(0△0)では後半から出場。同18分にミドルシュートを放つなど存在感を放った。ボランチを組んだMF竹内涼(29)は「技術だけでなく、高さ(185センチ)もあって空中戦も強い」と期待を寄せる。A契約締結発表後、母校・興国高(大阪)の恩師らに報告したこともあり「高校の後輩が夢を持てるようなプロ選手になりたい」。気迫全快で、一流Jリーガーの階段を駆け上がる。(山田 豊)

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