函館の全中陸上“入賞カルテット”「五輪目指す」

高校での目標を色紙に記した(左から)宮田、井倉、佐藤、村上
高校での目標を色紙に記した(左から)宮田、井倉、佐藤、村上

 函館の陸上クラブ「NASS」(高松勇輝代表)に所属する昨年の全国中学陸上(大阪)“入賞カルテット”が、地元高校進学を決めた。男子走り幅跳びで7メートル10センチの道中学新をマークし優勝した井倉大翔(函館赤川中3年)は函館工に進学する。女子100メートルと200メートルで2位の佐藤志保里(江差中3年)は遺愛女子に進む。男子100メートル4位の村上裕太郎(函館五稜郭中3年)は函館大谷、男子110メートル障害で6位の宮田龍昇(函館亀田中3年)は函館大有斗に決定した。

 同一クラブ 4人は週3回、NASSに通い、函館大有斗高、日体大で短距離、走り幅跳びで活躍した高松代表の指導を受け成長した。高校入学後は6月に函館開催の全道高校で、高校総体出場を目指す。

 函館工に進む井倉は、同高で昨夏の高校総体男子走り幅跳び3位に入った佐藤三太(2年)を慕っての進学。「佐藤さんと練習を共にしてレベルアップ。助走を磨き、在学中に道高校記録(7メートル87)更新、全国優勝を目指したい」と力を込めた。昨年1月には函館出身で日本記録(8メートル40)を持つ城山正太郎(25)=ゼンリン=の講習会にも参加し「助走スタートを蹴り出すのではなく、押し出すイメージで」と助言を受けた。

 女子の佐藤は上磯中に部活がないため、家族が往復2時間の送り迎えをして練習。全国中学200メートルで2年連続2位、100メートルも3年で2位、予選で12秒00の自己新を出した。昨年高校総体200メートル王者・石堂陽奈(立命館慶祥2年)とも親交があり「石堂さんのような力強い走りで、毎年記録を更新したい」と遺愛女子での飛躍を誓った。

 宮田は身長180センチの大型ハードラー。全中の予選で14秒11の道中学新もマーク。函館は110メートル障害で、18年日本選手権優勝の金井大旺(ミズノ、函館ラサール出)、高校総体でも11年の増野元太(函館大有斗)ら3人の王者を生んだ。「道高校記録(13秒99)更新、全国制覇を目指したい」と気合。男子100メートル10秒85の記録を持つ村上も「道高校記録(10秒38)を突破したい。将来は、4人一緒に五輪を目指したい」と夢への“共闘”を口にした。(小林 聖孝)

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