楽天の岸孝之投手(35)の開幕ローテーション入りが絶望的になったことが18日、分かった。
岸は15日の巨人とのオープン戦(東京D)での練習後に腰の違和感を訴え、翌16日に都内の病院で検査を受けたという。球団側は岸の診断結果については発表せず。現時点では明確な1軍合流の時期を決めずに、治療を最優先させる方針だ。
三木肇監督(42)は「無理をすればできるのかもしれないけど、彼(岸)が力を発揮できる状況にしていかなければ。力のある投手なので、しっかり治して一日でも戻って早くきてほしい」と語った。
伊藤智仁投手チーフコーチ(49)は「また一から作り直すことになるかもしれないので、そんなに慌てずにというか。1年間、長いですからね。しっかり治す方向で対処しようということになりました」と、開幕ローテの構想を練り直す意向を示唆した。