新型コロナ陽性の田嶋幸三会長は世界中に人脈、不在はマイナスしかない…担当記者の目

日本サッカー協会が入るJFAハウス(カメラ・井上 信太郎)
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田嶋会長のスケジュール
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 日本サッカー協会の田嶋幸三会長(62)が17日、同協会を通じて新型コロナウイルス検査で陽性だったことを発表した。2月下旬から3月上旬にかけ海外3か国へ出張し、帰国後の14日に発症、17日午後に検査結果が出たという。田嶋会長は「多少熱があり、肺炎の症状もあるそうだが、元気です」とコメント。日本サッカー界では選手やスタッフらの感染者は出ておらず、トップが初の感染者となってしまった。

 田嶋会長の病欠は各所に影響を及ぼす。日本オリンピック委員会で副会長、東京五輪・パラリンピック組織委員会で理事の要職にあり、先行きが不透明な五輪会議にはしばらく参加できない。世界中に広い人脈を持ち、国際経験が豊富な田嶋氏の不在は、この点でいえばマイナスしかない。

 また、国際サッカー連盟(FIFA)で理事、アジア・サッカー連盟(AFC)で技術委員長を務める。W杯アジア2次予選(3、6月分)の延期が決まり、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)も日程変更となった。日程の再編が検討される中、直接日本の声、主張を届けられる人物の戦線離脱は痛手となりかねない。

 そして、ストップしている代表活動についても同じだ。歴代、協会内で会長の声は大きい。五輪への強化が進められない今、素早く、的確な決断ができない恐れがある。関係者によると、幸いにも重症化しておらず、メールや電話でのやり取りは可能だというが、影響なしというわけにはいかないだろう。(サッカー担当キャップ・内田 知宏)

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