ヤリイカ、大型主体で51杯…大洗港磯崎沖

大型ヤリイカを4杯掛けで上げた鶴ケ崎さん(昭栄丸で)
大型ヤリイカを4杯掛けで上げた鶴ケ崎さん(昭栄丸で)
60センチのパラソル級ヤリイカに笑顔の大高さん
60センチのパラソル級ヤリイカに笑顔の大高さん

 茨城・大洗~磯崎沖でヤリイカが好調な乗りを見せている。大洗港の報知指定・昭栄丸では、ヤリイカ釣磯崎沖りとしてはかなり浅場の水深80メートル前後を狙い、大型のオス主体で7日には36~60センチを8~45杯記録。13日にはトップ51杯と好釣果を出している。これからメスの群れが入ると、水深40メートルほどの浅場に群れが固まる。数釣りのチャンス到来だ。

 釣って楽しく、食べておいしいヤリイカ。通常は水深200メートル近い深場を狙うのだが、春は産卵期を迎え浅場に群れが入ってきている。小野瀬茂船長(56)が向かったのは磯崎沖。水深76メートルで釣りを開始した。取材した13日は序盤からヤリイカの活性は高く、ズッシリとした重みが次々と竿を曲げる。船内のあちらこちらから「乗ったよ」という声や電動リールの巻き上げ音が聞こえた。

 左舷船首では、小山市の鶴ケ崎裕二さん(54)が開始早々から順調に数を伸ばしていった。序盤は3~4杯掛けもあったが、1杯掛けが多くなると多点掛けを狙わず、確実にヤリイカを上げていく。結果、この日トップの51杯を釣った。「手返し重視の5本ヅノが良かったのかな」と“勝因”を語った。釣りの合間に鶴ケ崎さんが作った船上干しが、大漁旗のように風にたなびいた。

 サイズもいい。ほとんどが40センチ以上で、パラソル級と呼ばれるジャンボサイズも乗る。さいたま市の大高十九二さん(75)は1投目で40センチ級を上げると、すぐに仕掛けを下ろした。着底して道糸を張ると、竿先がグーンと引き込まれた。「また乗りました」と声が弾む。上がったのは60センチのオスのヤリイカだ。「大きいですね。巻き上げ中は重くて、多点掛けかと思いましたよ」と笑顔を見せた。

 「今日は10杯を目標にします」と話す桶川市の渡辺光雄さん(76)は、50センチ級を釣り上げた。「多点掛けを狙いたいが、バラシたくないのですぐに上げてしまいました」といい、目標をクリアした。

 小野瀬船長は「今はオスが主体ですが、今後メスの群れが入ると、水深40メートルほどの浅場に群れが固まります。これからが楽しみですね」という。浅場で釣れるとなれば、ライトタックルで狙え、重量感たっぷりの引きが味わえる。初心者にもおすすめだ。(田中 清)

 ◆ヤリイカ釣りのタックル

 ▽竿…1・8~2・1メートルのヤリイカ用。7対3調子の少し軟らかめでも良い▽リール…中型電動タイプ▽道糸…PE3~5号▽仕掛け…幹糸フロロカーボン5~6号、ハリス同4~5号8~10センチ、ハリスの間隔は1~1・2メートル、プラヅノ11センチや2・5~3号のウキスッテを5~8本。オモリ100~150号。

 【注】プラヅノは蛍光紫、ピンクなど定番の色がオススメ。しかし、このところスッテに乗ることが多いので、プラヅノとスッテの割合を半々にした仕掛けを用意しておきたい。

 ◆めも ヤリイカ釣りの近況、乗合船は大洗港昭栄丸(TEL029・267・5396)。乗合船は午前4時30分集合、同5時出船。料金は氷付きで1万2000円。港に駐車スペースあり。素泊まり可。

 このほか以下の船宿からも乗合船が出る。

 平潟港第3隆栄丸(TEL0293・46・2133)

 那珂湊港源丸(TEL029・265・7718)

 鹿島港植田丸(TEL0299・82・3773)

 波崎港信栄丸(TEL0479・44・1224)

 外川港大盛丸(TEL0479・23・3362)

 飯岡港太幸丸(TEL0479・63・1902)

 片貝港源七丸(TEL0475・76・2002)

 大原港松栄丸(TEL0470・62・0571)。希望で出船

 勝浦港勝丸(TEL0470・73・0483)

 太海港聡丸(TEL04・7092・0505)

 千田港三喜丸(TEL0470・43・8293)

 洲崎栄ノ浦港早川丸(TEL0470・29・1095)

 長井港辰丸(TEL046・856・2778)

 あぶずり港長三朗丸(TEL090・3349・4882)

 片瀬港島きち丸(TEL0466・25・9642)

 早川港平安丸(TEL0465・22・0676)

 真鶴港誠いち丸(TEL0465・68・2432)

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