前日本フライ級王者・中谷潤人が帰国 新型コロナ影響で帰国便急きょ変更にも動じず「いい練習できた」

米国合宿を終えて帰国した中谷潤人
米国合宿を終えて帰国した中谷潤人

◆プロボクシング 報知新聞社後援「ダイナミックグローブ スペシャル」▽WBO世界フライ級王座決定戦12回戦 同級3位・中谷潤人―同級1位ジーメル・マグラモ(詳細未定)

 前日本フライ級王者で、WBO同級3位・中谷潤人(22)=M・T=が17日、合宿先の米国から帰国。18日から早速、練習を再開することを明かし、世界戦に向けた決意を示した。

 今月1日に渡米した中谷。「日本に帰って来て、ホッとしています。当初予定していた飛行機がキャンセルになっていて、帰れないかもと思っちゃいました」と待ち受けた報道陣に笑顔で受け答えた。新型コロナウイルスの感染拡大による影響か、ロサンゼルスからの便が欠航となり、急きょサンフランシスコに移動。3時間遅れで日本行きの飛行機に搭乗できた。

 米国では新型コロナウイルスの影響は広がっている。「(帰りの機内では)3人席に1人で座れるなどガラガラでした。ロスのスーパーでも品物がなくて、学校にも人がいない。(練習していた)ジムも『1か月くらい閉めるかも』などと言っていました」と中谷。新型コロナの影響で、4月4日に予定していたWBO1位ジーメル・マグラモ(25)=フィリピン=との世界戦が延期(期日など未定)の連絡を受けた時には「当初、バタバタした」そうだが、「その可能性も気持ちの中に入れていたので、気持ちを切り替えることができた。やることに変わりはないので、しっかりと目的を持って練習した」という。

 ロスでは畑山隆則、伊藤雅雪らを教えたルディ・エルナンデス・トレーナーの指導のもと、同氏の自宅にホームステイしながら、約70ラウンドのスパーリングを消化するなど、精力的に練習を積んだ。28日にラスベガスで前WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリ(メキシコ)と対戦予定だったWBC世界スーパーバンタム級10位アーロン・アラメダ(メキシコ)とは、10ラウンドのスパーを3度、こなした。3階級上の世界ランカーは「上手でしたが、いい練習ができた」と手応えをつかんだようだ。

 「試合がいつになるか分からないけど、気持ちを切らすことなく、また、自分を追い込み過ぎず、試合まで整えていく」という中谷。休む間もなく、18日から早速、練習を再開する。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請