無観客で“太客”消滅危機…美人ビール売り子「どうしたらいいんだろ」

満員の観客席でビールを販売する売り子
満員の観客席でビールを販売する売り子

 プロ野球は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、15日まで無観客でオープン戦を61試合行った。今シーズンの開幕日は未定で、今後も無観客での練習試合が続く。

 球場に彩りを添えるビールの売り子も“失業状態”だ。ナゴヤDで常に売り上げトップ5に入るHさん(24=女性)は「今月、十数万円の収入減です。仕方なくアパレル系のお店で“副業”を始めました。でも4月以降、売り子の仕事があるかどうか分からないので、新しいバイト先のシフトをきちんと入れることができません」と、ため息をついた。

 売り子は短時間で高収入が期待できる一方、明るく元気で容姿端麗なことが売り上げに直結する。Hさんも試合のない日は、コスプレ系のコンセプトカフェで働いていた。だが美貌だけでビールが売れるほど甘い世界ではないという。

 「売り子は、いかに固定客がつくかが勝負」とHさん。オープン戦は“太客”への営業活動の側面もあるという。「顔なじみのお客さんに『今年もよろしくお願いします』とあいさつしたり『今年も○曜日に〇〇さんが来るんだな』と確認する場でもあったんですが…」

 「新型コロナウイルス対策連絡会議」では、専門家がリスク管理として「観客席でのビール販売をやめて売店での販売に限定するべき」と提言。開幕しても“失業状態”が続く可能性もある。「毎日『売り子』『なくなる』で検索して情報収集してます。ホント、どうしたらいいんだろ」。元気な声と癒やしの笑顔が、このまま球場から消えてしまうのか。

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