ヤクルト・高津臣吾監督(51)は16日、都内で育成会議に出席し、若手選手の育成方針を確認。右肘の炎症が回復し、徐々にステップアップしているドラフト1位の奥川恭伸投手(18)を、「いい報告をもらったし、来月のうちには実戦に入っていけるんじゃないかと思う」と、4月デビューの見通しを初めて口にした。
既に捕手を座らせた2度を含めて6度ブルペン入り。今月中に変化球を解禁するとみられ、球団の育成ガイドラインを順調にクリアしていけば、4月18日から2軍の西武2連戦(戸田)での初登板が可能という声が球団内で上がっている。これまでブルペン投球の視察はなし。「チャンスがあったら自分の目で見ておきたいのはあるね」と熱望した。