競歩五輪内定・池田向希の高校時代恩師が現地観戦「ここまで成長してうれしい」

優勝した池田は花束を手に笑顔
優勝した池田は花束を手に笑顔

 東京五輪代表選考会を兼ねた陸上の全日本競歩能美大会が15日、石川・能美市の日本陸連公認コースで行われ、男子20キロで浜松日体高OBの池田向希(東洋大3年)が、1時間18分22秒で初優勝。東京五輪出場を決めた。現地で観戦した浜松日体高陸上部の北條尚監督(32)が教え子の快挙を喜んだ。

 遠目から池田の背中を後押しした。東京五輪切符のかかった大一番で、最高のパフォーマンスをその目で見届けた。トップでゴールテープを切ったまな弟子の姿に「すごかったですね」と賛辞。「ここまで成長してうれしい。伸ばしてくれた東洋大の関係者には、本当に感謝したい」と目を細めた。

 浜松日体高で指導した池田は、当初長距離選手だった。高1の終わりごろから「長距離に役立つ」と競歩に取り組んだ。北條監督は「競歩は分からないので歩形など基本は、池田自身が色々な先生から教わっていた」と振り返る。自身も合宿などで競歩専門の指導者に積極的に聞きまくり、知識を得た。普段の学校の練習は長距離組と一緒。メニューは池田本人が考えて取り組んだ。進学した東洋大では、同学年で同じ静岡出身の川野将虎(まさとら)=御殿場南高出=と切磋琢磨(せっさたくま)しながら、力をつけた。

 北條監督によれば、池田は浜松日体高から初の五輪選手。川野は男子50キロで、一足先に東京五輪出場を決めている。県勢アベック出場を引き寄せた池田に「(東京五輪で)本人の目標があると思う。それに向けて悔いなく、スタートラインに立ってくれれば」と、エールを送った。(塩沢 武士)

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