【Bリーグ】北海道、3選手発熱で川崎戦試合開始5分前に中止アナウンス コロナは“否定”

スポーツ報知
川崎―北海道戦が中止になり、記者会見する増田Bリーグ広報(左)

◆B1リーグ第28節(14日)

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で2月28日から99試合が延期となっていたBリーグが14日、各地でリーグ初の無観客で再開した。日本ではプロ野球が開幕を延期、Jリーグは中断を挟み再開を延期している中で、最初に再開するプロリーグとなった。B1は9試合を予定していたが、とどろきアリーナ(神奈川)で川崎と対戦する北海道は3選手に発熱があったため、大事を取って試合直前に中止された。Bリーグによると、発熱の原因が新型コロナかどうかは不明という。

 リーグ再開初日から混乱した。川崎対北海道は試合開始約5分前に中止のアナウンスが場内に流れた。北海道の選手1人が朝の検温で、別の2選手が会場入り後の午後の検温で37度台前半だったことが発覚した。喉の痛みや頭痛の症状を訴える選手もいた。試合開始を20分遅らせ、両チームとリーグの責任者が話し合い、大事を取って中止を決めた。代替日を設けるかどうかは今後、検討される。

 Bリーグは「厚生労働省より新型コロナウイルス感染症の疑い例として公表されている発熱状況には及ばないながら、他選手の不安や、精神的なコンディションを踏まえ中止とした」とコメント。15日に予定されているB1の9試合のうち、8試合は予定通り開催される方向だが、川崎対北海道は朝と開場後の午後2時に検温して判断するという。北海道の横田陽社長は「選手が安全な環境で試合に臨めることが最優先。選手たちの安全を考えることを優先したい」と話した。

 北海道が練習で使用している「きたえーる」(札幌市)では、2月25日まで勤務していた清掃員の感染が判明しており、29日から3月1日に臨時休館して消毒が行われた。Bリーグは「感染は把握しているが中止の判断材料にはしていない」と話した。

 大河正明チェアマンは先ごろ、再開を決めた経緯について、プロ野球やJリーグと違ってシーズン終盤に入っており、これ以上、日程を後ろにずらすのが困難であると説明。さらに無観客で行われる4月1日までのBリーグ計131試合が無料放送・配信されることもあり、「ファンが画面の向こうでBリーグの試合を見て元気になってもらいたい」との思いがあった。しかし、いきなりの緊急事態で動揺が広がってしまった。

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