元南海ドラ1田口竜二新監督率いるBC石川が優勝へNPBへ6か条

ユニホームに着替えて練習を見守ったBC石川・田口新監督(右)
ユニホームに着替えて練習を見守ったBC石川・田口新監督(右)

 BCリーグ・石川ミリオンスターズが14日、金沢市民野球場でキャンプを開始した。新監督に就任した元南海投手・田口竜二氏(53)が練習前に、会見を行った。NPBを目指す選手たちに「6つの行動指針」を示し、優勝を目指して“超攻撃野球”をテーマに掲げた。富山GRNサンダーバーズも、ボールパーク高岡でキャンプをスタートさせた。

 語れば語るほど、田口新監督の口調は熱を帯びた。選手たちに示した「6つの行動指針」について、一つ一つ思いを込めて説明した。

 〈1〉感情をコントロール

 「例えば審判に文句を言ってはいけない。ふてくされていいプレーはできない。しっかり自問自答して」

 〈2〉チャレンジャーであれ

 「試合の結果は監督が責任を持つ。失敗を恐れてやらないのが一番いけない」

 〈3〉自分の思いを口にする

 「指導者に選手が何か言うと『なんだお前、偉そうに』となり、思いを言えない世界は大嫌い。思っていることは常に口に出して」

 〈4〉ビジョンを明確に

 「夢や目標は明確にした方がいい。思いと行動は比例する」

 〈5〉自分にうそをつかない

 「自分にうそをつくと、言い訳が始まる。決めたことは最後までやってほしい」

 〈6〉プライオリティー(優先順位)を付けること

 「最優先で何をするか、また、何を犠牲にするのかを考えてほしい」

 宮崎・都城高で185センチのエース左腕として1984年に春夏甲子園出場し、春4強、夏は16強。同年ドラフト1位で南海(現ソフトバンク)に入団した。引退後はダイエー(同)の球団職員などを経て、2006年から白寿生科学研究所に勤務、BCリーグにもセカンドキャリアセミナーを行うなど異色の経歴を持つ。

 「選手たちには行動指針をもとにNPBを目指してほしい。こちらは、行ける環境を作る約束をした」と田口監督。主将の小林恵大捕手(25)も「在籍4年目で、行動指針を決めてスタートしたのは初めて。1つでも破ればチームの動きがバラバラになる。みんなが胸に刻んでいければ」と、新指揮官の思いを受け止めた。

 まずは前後期ともに制した16年以来、4年ぶりの地区優勝が目標だ。「とにかく攻めて攻めて攻めまくる。打線は攻撃的、投手も逃げないチームにしたい」。熱血監督が指し示す道の先に、頂点とNPBが待っている。(竹内 竜也)

 ◆田口 竜二(たぐち・りゅうじ)1967年1月8日、広島・廿日市市生まれ。53歳。宮崎・都城高3年時に春夏甲子園出場。春4強、夏は16強で、ともに桑田真澄投手、清原和博内野手の「KKコンビ」擁するPL学園に敗れた。同年ドラフト1位で南海に入団。90年に現役を引退し、打撃投手となったが、94年にダイエーで現役復帰した。1年限りで再び現役引退。1軍通算1試合の登板だった。球団職員を経て2006年から白寿生科学研究所に勤務。同社から出向という形で、今季からBC石川の監督に就任。185センチ、83キロ。左投左打。背番号28。

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