ボブ・ディラン来日公演も新型コロナ直撃…4月1日開幕の“奇跡のライブハウスツアー”が中止に

 米シンガー・ソングライターのボブ・ディラン(78)が、4月1日から東京・大阪2都市で開催予定だったジャパンツアー(Zepp DiverCityほか15公演)を中止したことを13日、招へい元のウドー音楽事務所が発表した。

 新型コロナウイルス感染拡大の状況と、政府によるコンサート、イベントの自粛要請を受け、ディラン側と協議した結果、中止を決断した。ウドー音楽事務所は「お客さまの健康と安全を守るためには、やむを得ないと判断しました」と説明。「公演を楽しみにしてくださっていたお客さま、関係各社の皆さまには、ご迷惑をお掛けしますことを深くおわび申し上げます」と謝罪した。

 ディランは16年のノーベル文学賞受賞後、初のジャパンツアー。18年7月に「フジロックフェスティバル」に出演して以来、1年9か月ぶり10度目の来日(初来日は1978年2月)になる予定だった。

 1公演の動員数が2500人前後という日本限定のライブハウスツアーは、10年と14年にも開催。至近距離からディランを見られる貴重な機会とあって、ファンの間では“奇跡のライブハウスツアー”と呼ばれる。今ツアーの開催にあたっては、ディランの日本への愛情の深さ、会場の雰囲気が好きという思いも追い風になっていた。

 82年にソングライターの殿堂、88年にロックの殿堂入りした生ける伝説。年齢的に最後の来日公演の可能性もあっただけに、関係者のショックは大きいが、ウドー音楽事務所は「新たなスケジュールでの来日公演の実現に向けてアーティスト側と調整中」とし、時間をかけて粘り強く交渉を続けていくという。ツアーのチケットは全て払い戻しとなる。

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