【日本ハム】杉浦稔大、新球解禁3回0封「チェンジアップ使えた。収穫」

日本ハムの杉浦は4回から登板し、3イニングを2安打無失点に抑えた(カメラ・越川 亘)
日本ハムの杉浦は4回から登板し、3イニングを2安打無失点に抑えた(カメラ・越川 亘)

◆オープン戦 ロッテ3―3日本ハム(11日・ZOZOマリン)

 日本ハムの杉浦稔大投手(28)が3回2安打無失点と好投した。ロッテ戦の2番手で登板。新球チェンジアップも解禁し、状態の良さを示した。ZOZOマリンスタジアムは日本ハム移籍後では初登板。昨季は本拠地メインで登板を重ねた右腕は、真のローテション投手になるべく敵地のマウンドでの対応力も証明した。

 杉浦は満足げにマウンドを降りた。新球チェンジアップの“実験”は大成功だった。「チェンジアップがけっこう使えた。打者の反応が見られた。こういう感じで使えるんだなって、ある程度投げていく中で分かったので、それは一つ収穫です」。投球の幅を広げる新たな武器の有効性を実証した。

 打者の反応を“観察”していた。「試合で今日くらい多く投げたことはなかった」。オフに習得に取り組んできた新球種。前回登板の1日オリックス戦(札幌D)では数球を試して、この日本格的に投球の組み立てに入れた。「真っすぐのあとのチェンジアップ、逆にチェンジアップの後の真っすぐとか。チェンジアップとフォークでも(打者の)反応は違ったので」。最大の武器・直球と交ぜた場合の“化学変化”も手応えがあった。

 右肩の不安も取れ、今季は先発ローテを1年間守り抜けるかが勝負になる。オフの調整も順調に進み、体の仕上がりは上々。開幕は延期が決定したものの「延びる分には正直そんな変わらない。その(20日開幕)つもりでここまではやってきた。(新日程は)はっきりは分からないですけど、気持ちを切らさず準備していきたい」と力強い。

 帯広市出身の道産子だ。ヤクルトから移籍して3年目。今季にかける思いは強い。登板間隔を空け14試合に先発した昨季、ビジター登板はわずか2試合。1年間先発で回るには必須の、敵地のマウンドへの適応力も証明した。「今年1年間どこまでできるかっていうのは、今後の野球人生に大きく関わってくる。しっかりと良いシーズンを送れるように準備していきたい」。28歳の右腕は勝負のシーズンを待ち望む。(秦 雄太郎)

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