センバツは史上初の中止に 新型コロナウイルス感染拡大で無観客開催から方針転換

昨年のセンバツ高校野球の開会式
昨年のセンバツ高校野球の開会式

 第92回センバツ高校野球大会(19日から13日間・甲子園)の臨時運営委員会が11日、大阪市内で開かれ、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、無観客での開催方針を変更して中止することを決めた。1924年に始まった同大会が中止になるのは初めて(42~46年は戦争のため中断)。

 主催者の日本高野連と毎日新聞社は4日の臨時理事会で、春夏通じて初となる無観客での開催方針を示し、感染防止策を講じるなどの準備を進めてきたが、中止も視野に入れてこの日の臨時運営委で開催の可否を最終決定するとしていた。

 9日には、NPBとJリーグによる「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第2回会議に高野連がオブザーバーとして初参加。感染症の専門家から無観客での開催にも否定的な見解を示されていた。安倍首相は10日に全国的イベントの実施自粛要請について、今後おおむね10日間の延長を求めると発表していた。

 夏の甲子園では、1918年の第4回大会が富山県に端を発した米価高騰に伴う暴動(米騒動)で、代表14校が決定後に中止に。41年の第27回大会は戦局が深刻化し、7月にスポーツの全国的な催しを禁止する文部省次官通達があったため、地方大会半ばで中止になった例がある。

 高校スポーツ界では、全国高等学校体育連盟(高体連)の加盟団体(日本高野連は非加盟)が3月に予定していた24の全国大会は、全て開催中止が決定。プロ野球のオープン戦や大相撲の春場所、中央競馬などが無観客で開催しているが、プロ野球は20日に予定されていた開幕の延期を決めている。

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