中日は11日、谷元圭介投手(35)が介護福祉士など介護サービスに従事する人をナゴヤドームに招待する社会貢献活動「アナたにもんシート」を、昨年に引き続き実施すると発表した。
名古屋市内で介護サービスを提供している事業者が介護サービスの向上や交流を目的に入会している「名古屋市介護サービス事業者連絡研究会」(通称・名介研=めいかいけん)を通じ、ナゴヤドームで開催する全68試合に各試合2人ずつ招待する。
谷元は「祖父の介護で母が介護福祉士の方に大変支えられたことを見聞きしたことがきっかけとなり、同じ仕事に就く方々に何か恩返しがしたいという思いでこの活動を始めました。野球観戦でリフレッシュして頂き仕事の活力にして頂きたいという願いを込めています。さらに、日本が高齢化社会へ向かう中で、介護福祉士という重要な仕事を志す方々が増加する橋渡し役になれればという思いもあり、プロ野球選手である限りこの活動を継続して行きたいと思います。続けたいという思いがモチベーションとなり、僕のパフォーマンスを上げられる一つの要因になっているとも考えています」と球団を通してコメントした。