聖火リレー日本人一番手、第2走者で野口みずきさん「200メートル思う存分かみしめたい」

野口みずきさん
野口みずきさん

 東京五輪の聖火採火式が12日、古代五輪が行われたギリシャ・オリンピア遺跡で行われる。近代五輪では1936年ベルリン大会で初めて行われ、52年ヘルシンキ大会からは「公式行事」に盛り込まれている。20日の日本到着を前に、ギリシャでは19日までの8日間、国内全域をカバーして聖火リレーも実施され、2004年アテネ五輪女子マラソン金メダルの野口みずきさん(41)らも参加。無事に行われれば、東京大会の第一歩が五輪発祥の地で始まる。

 ギリシャで採火された後、日本人最初となる2番目の聖火リレー走者は、当地のアテネ五輪女子マラソンを制した野口さんが務める。五輪の聖地を走ることに「できたてほやほやの聖火を私がつなぐ。何とも言えない。神聖な場所に行けるのは感謝しかない。200メートルという短い距離だけど、思う存分かみしめたい」と感激を口にする。

 ギリシャの地を踏むのは五輪以来16年ぶり。「いよいよ(五輪が)これからだなっていうイベント。身が引き締まる」と聖火リレーを表現した。16年に現役を退いた後も月に約200キロを走っているそうだが「トーチも重いし、しっかり走れるように。世界中の人に見られると思う。引退して体がちょっと緩んでいたので、引き締まった顔にしていきたい」と笑った。

 ギリシャ国内では野口さんのほか、19日の引き継ぎ式前の走者として、柔道男子60キロ級の野村忠宏さん(45)、レスリング女子の吉田沙保里さん(37)とアテネ五輪を含む3大会連続金メダルを達成したレジェンドも参加。26日に福島県のJヴィレッジから121日間行われる日本でのリレーに向け、野口さんは「子供たちの頭に刻まれるような、未来につないでいくリレーになってほしい」と期待を込めた。

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