【3】【MLB】「ジ・アスレティック」の野球界100人。50位から20位まで発表。現役最強打者トラウトは27位

27位にランクされたマイク・トラウト(ロイター)
27位にランクされたマイク・トラウト(ロイター)

 過去2度、当コラムで紹介した米野球情報サイト「ジ・アスレティック」の“野球界の100人”。20位まで来たので報告します。改めて紹介するが、このランキングは年間最優秀スポーツ記者賞に5度も選出され、現在は同サイトの編集委員でもあるジョー・ポスナンスキー氏(52)が独自に選定。米大リーグだけでなく、有色人種が大リーグ入り出来なかった時代に存在したニグロリーグの選手だけでなく、85位に王貞治も入れている(イチローは100位)。

 今回は50位から紹介する。ランク付けの目安としてWAR(メジャー最低レベルの選手と比較して、どれだけ多くの勝利に貢献したかの数値)が、大きく左右しているのではと思われるので、その数値(ベースボール・リファレンス)も掲載。また、永久欠番と同じ順位は永久とした。もちろん、ニグロリーグだけの選手は不明だ(★は現役)。

▽50位=ノーラン・ライアン 通算5714奪三振、ノーヒッター7度の快速球投手(81・2)

▽49位=ウォーレン・スパーン 通算363勝(99・7)

▽48位=ケン・グリフィー 通算630本塁打したマリナーズのスーパースター(83・8)

▽47位=ウエイド・ボッグス 首位打者5度、通算打率3割2分8厘、出塁率4割1分5厘の三塁手。(91・4)

▽46位=エディー・マシューズ 通算512本塁打の強打の三塁手(96・6)

▽45位=ボブ・ギブソン 1968年に防御率1・12。ワールドシリーズ7連勝右腕(89・1)=永久

▽44位=カル・リプケン 2632試合連続出場の記録保持者。MVPも2度(95・9)

▽43位=ヨギ・ベラ ヤンキース黄金時代の捕手。ワールドシリーズ優勝10度(59・8)

▽42位=ジャッキー・ロビンソン 20世紀初の黒人選手でパイオニア。好打、果敢な走塁の万能内野手(61・4)=永久

▽41位=トム・シーバー 通算311勝、ミラクル・メッツの大黒柱右腕(94・4)=永久

▽40位=ロベルト・クレメン 首位打者4度、ゴールドグラブ賞12度の強肩好打の外野手(94・5)

▽39位=ナポレオン・ラジョイ 1901年シーズン最高打率3割2分6厘の二塁手 (107・4)

▽38位=カール・ヤストレムスキー 1967年に三冠王。球宴出場18回(96・4)

▽37位=ペドロ・マルティネス 最優秀防御率5度のドミニカ共和国最高右腕(83・9)

▽36位=クリスティー・マシューソン 1905年のワールドシリーズで3完封、通算373勝した右腕(103・9)

▽35位=ジョージ・ブレット 史上唯一の3ディケード(10年ごとの年代)で首位打者獲得の三塁手(88・7)

▽34位=サイ・ヤング 通算511勝、最優秀投手に名前を残す大投手(163・6)

▽33位=ジミー・フォックス 1933年に三冠王。名前から“ダブルX”と怖れられた強打の一塁手(96・6)

▽32位=メル・オット 一本足打法の元祖。通算511本塁打(107・8)

▽31位=グレッグ・マダックス 絶妙な制球力で通算355勝。ゴールドグラブ賞18度(106・6)=永久

▽30位=ジョニー・ベンチ 強肩強打の捕手でMVP2度、ゴールドグラブも10度獲得(75・2)

▽29位=エディー・コリンズ 通算3315安打、打率も3割3分3厘の二塁手(124・0)

▽28位=ランディー・ジョンソン サイ・ヤング賞5度。4875奪三振の豪腕左腕(101・1)

▽27位=★マイク・トラウト MVP3度の現役最強打者(72・5)=背番号

▽26位=グローバー・アレキサンダー 投手三冠王3度の通算373勝右腕(118・9)

▽25位=ポップ・ライド 走攻守三拍子そろったニグロリーグを代表する遊撃手

▽24位=リッキー・ヘンダーソン 史上最高の1番打者、通算1406盗塁(111・2)=永久

▽23位=★アルバート・プホルス 通算656本塁打、2075打点。衰え見せるも強打(100・3)

▽22位=レフティ・グローブ 通算300勝、最優秀防御率9度。日本でも快速球披露の左腕(107・0)

▽21位=ジョー・モーガン レッズ黄金時代を代表する二塁手。MVPも2度(100・6)

▽20位=フランク・ロビンソン 両リーグでMVP。1966年には三冠王となった外野手(107・3)

=永久

▽同20位=マイク・シュミット 本塁打王8度、ゴールドグラブも10度の名三塁手(106・8)=永久

 32人中8人が背番号と順位を一緒にする遊びも、数字が証明しており、納得させられる人選。やはり、内野手、捕手はWARの数字以上に評価が高い。現役最強のトラウトは、これからの活躍期待での27位。プホルスが貯金がものをいってか現役トップだと思われる。このあと、開幕まで続く人選。サチェル・ペイジ投手、ジョシュ・ギブソン捕手のニグロリーグの大スター。そして、ベーブ・ルース、バリー・ボンズが何位になるのか楽しみだ。

=敬称略=

蛭間 豊章(ベースボール・アナリスト)

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