【令和初のセンバツ ONE TEAM】大阪桐蔭、PL超え4度目V&春15連勝へ松浦「150キロ出す」

甲子園での150キロ超えを狙う松浦慶斗
甲子園での150キロ超えを狙う松浦慶斗
課題の制球力を磨く関戸康介
課題の制球力を磨く関戸康介
選手一丸となってセンバツに挑む大阪桐蔭ナイン(カメラ・伊井 亮一)
選手一丸となってセンバツに挑む大阪桐蔭ナイン(カメラ・伊井 亮一)

 第92回センバツ高校野球大会(19日から13日間・甲子園)の近畿地区代表校を紹介する連載の最終回は、2年ぶり11度目出場の大阪桐蔭。飛躍が期待されるのが、チーム最速タイの146キロを誇る松浦慶斗と関戸康介(ともに新2年)だ。ソフトバンクの古谷優人をいとこに持つ松浦は、春夏通じて2年生左腕初の150キロを目標に掲げた。今大会は春夏通じて初の無観客試合で開催する方針が示され、開催の可否は11日の臨時運営委員会で決定する。【注】取材は2月17日に行ったものです。

 プロ注目選手がそろう大阪桐蔭で、松浦は早くも来秋のドラフト候補に挙がっている。高校時代にMAX156キロを誇ったOBで元巨人の辻内崇伸をほうふつとさせる185センチ、82キロの大型左腕。昨秋の近畿大会・立命館守山(滋賀)戦では、自己最速146キロを計測した。「甲子園では150キロを出したい。2年春ではなかなかいない」と、春夏通じて2年生左腕では初の大台到達を見据えた。

 昨季の3軍戦で“NPB左腕最速”の160キロをマークしたソフトバンクの古谷をいとこに持つ。父・吉仁さんは北海(北海道)で2度甲子園に出場し、社会人の山陽国策パルプ旭川(現日本製紙)などで活躍し、同社石巻の監督も務めた。義理の叔父・輝紀さんは、ばんえい競馬の元騎手というスポーツ一家に育った。

 年末に帰省した際に会った古谷について「身長が大きくない(175センチ)のに高校時代に154キロを出した。ずっとあこがれている」と、動画を見てフォームを参考にしたこともあった。「真っすぐで押して、チームの勝利に貢献できたら」と、いとこ譲りの剛球を披露するつもりだ。

 同じスーパー1年生として入学したのが関戸だ。明徳義塾中3年で最速146キロをたたき出した右腕は「勝つための投球がしたい」と、今冬は課題の制球力を磨いてきた。

 2年ぶりに優勝すれば、PL学園を抜いて大阪勢トップの春4度目のV。センバツ15連勝となり、同校が1981~84年に記録した14連勝を超える。「春日本一ということだけが目標」と関戸。3季ぶりの聖地で、将来性豊かなフレッシュコンビがベールを脱ぐ。(伊井 亮一)

 ◆「マエケン」定位置奪取に意欲

 クラスメートから「マエケン」と呼ばれる前田健伸内野手(新2年)は、勝負強い打撃が持ち味。中学3年時には「ビートたけしのスポーツ大将」に出演し、桑田真澄氏(スポーツ報知評論家)と元中日監督・谷繁元信氏のバッテリーと対戦した。「(自身は)レギュラーが確定していない。スタメン出場して、ここ一番で打てるようにしたい」と、意気込んだ。

 ◆松浦 慶斗(まつうら・けいと)2003年7月1日、宮城・石巻市生まれ。16歳。門脇小1年から始め、6年時にファイターズジュニアでプレー。明星中ではボーイズリーグの「旭川大雪ボーイズ」に所属。1年時にU12日本代表。大阪桐蔭では1年秋からベンチ入り。球種はスライダー、スプリット、ツーシーム。左投左打。

 ◆関戸 康介(せきど・こうすけ)2003年4月14日、長崎・佐世保市生まれ。16歳。広田小1年から軟式の「セインツジュニア」で始める。6年時にホークスジュニアでプレー。明徳義塾中では3年夏の全国大会で準優勝。大阪桐蔭では1年秋からベンチ入り。球種はカーブ、スライダー、チェンジアップ。178センチ、77キロ。右投右打。

甲子園での150キロ超えを狙う松浦慶斗
課題の制球力を磨く関戸康介
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