大迫傑の日本記録超えに三重苦 びわ湖毎日マラソンは大雨、遅いペース設定、無観客

大雨に見舞われた、びわ湖毎日マラソン。多くの選手はスタンド下でウォーミングアップした。大迫傑が持つ日本記録超えは極めて厳しい(カメラ・竹内達朗)
大雨に見舞われた、びわ湖毎日マラソン。多くの選手はスタンド下でウォーミングアップした。大迫傑が持つ日本記録超えは極めて厳しい(カメラ・竹内達朗)
東京五輪代表選考の最終レース、びわ湖毎日マラソンに出場する国内招待選手(左から川内優輝、荻野皓平、大塚祥平、野口拓也、鈴木健吾)
東京五輪代表選考の最終レース、びわ湖毎日マラソンに出場する国内招待選手(左から川内優輝、荻野皓平、大塚祥平、野口拓也、鈴木健吾)

◆びわ湖毎日マラソン(8日、滋賀・大津市皇子山陸上競技場発着=42・195キロ)

 残り1枠の東京五輪代表切符を争うMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)ファイナルチャレンジ男子最終戦を兼ねて開催。ファイナルチャレンジ男子第2戦の東京マラソン(1日)で、大迫傑(28)=ナイキ=が自身の日本記録を21秒更新する2時間5分29秒の日本新記録をマークしたことにより、3人目の代表となるためには大迫のタイムを超える必要があるが、午前9時15分のスタートの1時間前は大雨が降りしきる厳しい気象条件。多くの選手はスタンド下の狭いスペースでウォーミングアップをした。レース中は雨が続く予報で苦しい展開を強いられそうだ。

 今大会のペースメーカーは1キロ3分で30キロまでレースを引っ張る予定。1キロ3分ペースでは30キロが1時間30分の通過となる。東京マラソンで大迫は30キロを1時間28分40秒で通過。大迫のタイムを超えるには、終盤に大幅なペースアップが必要で不可能に近い。

 また、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、大会主催者は沿道の応援を自粛要請。選手は、気温9度の冷たい雨の中、無観客で走ることになる。

 「大雨」「遅いペース設定」「無観客」の三重苦によって、大迫が持つ日本記録を超えることは極めて厳しい状況だ。

 昨年9月のMGCで4位だった大塚祥平(25)=九電工=、プロランナーの川内優輝(33)=あいおいニッセイ同和損保=、若手期待株の鈴木健吾(24)=富士通=らが出場する。

大雨に見舞われた、びわ湖毎日マラソン。多くの選手はスタンド下でウォーミングアップした。大迫傑が持つ日本記録超えは極めて厳しい(カメラ・竹内達朗)
東京五輪代表選考の最終レース、びわ湖毎日マラソンに出場する国内招待選手(左から川内優輝、荻野皓平、大塚祥平、野口拓也、鈴木健吾)
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