鍵山優真、来季シニア転向…世界ジュニアで宇野昌磨以来の日本男子5年ぶり表彰台

鍵山優真
鍵山優真

◆フィギュアスケート世界ジュニア選手権 第3日(6日、エストニア・タリン)

 男子で1月のユース五輪王者でSP1位の鍵山優真(16)=神奈川・星槎国際高横浜=は145・93点、合計231・75点で2位となった。この種目で日本勢の表彰台は5年ぶり。昨年12月のジュニアGPファイナル覇者でSP5位の佐藤駿(16)=埼玉栄高=は221・62点で6位。鍵山と佐藤の順位合計が「13」以内となり、日本勢は来年の出場枠で最大3枠を確保した。アンドレイ・モザレフ(ロシア)が245・09点で初優勝した。

 フリーの演技を終えると思わず両手で顔を覆った。SP1位で迎えた鍵山は高得点を稼げるジャンプで手痛いミス。日本男子で2015年大会の宇野昌磨(トヨタ自動車)以来6人目の頂点には届かず「SPが良かっただけにもったいない」と嘆いた。

 冒頭の4回転トウループで回転不足で転倒。「今季を通して一番自信を持っていたジャンプで転んでしまい、少し焦ってしまった」。演技直前の6分間練習から嫌な予感はあったという。緊張感をほぐすことができず「体の準備はできても、気持ちの準備が万全にできなかった。それがミスにつながったのかな」。SPで決めた課題の3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)でもミスが出た。

 昨年12月の全日本選手権、2月の四大陸選手権で3位に入り、シニアの大会でもブレイクした16歳の逸材は表彰式後の記者会見で「来季はシニアに上がる予定なので、今のトップの選手みたいになれるように頑張りたい」と抱負を語った。22年北京五輪を見据え、佐藤とともにシニアに転向する。「この悔しさを一生忘れず、来季につなげていきたい」と誓った。

 ◆鍵山 優真(かぎやま・ゆうま)2003年5月5日、神奈川県出身。16歳。5歳から競技を始める。19年ジュニアGPファイナル初出場で4位。同12月の全日本選手権でジュニアながら3位。20年ユース五輪で金メダル。父は92年アルベールビル、94年リレハンメル両五輪に出場し、過去に全日本を3連覇した正和さん。158センチ。

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