一山麻緒、2時間21分47秒を突破か…増田明美さん、名古屋ウィメンズ展開を予想

MGCでは6位に終わった一山だったが、名古屋で最後の1枠を狙う
MGCでは6位に終わった一山だったが、名古屋で最後の1枠を狙う

 残り1枠の東京五輪代表切符を争うMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)ファイナルチャレンジ女子最終戦の名古屋ウィメンズマラソンは8日、ナゴヤドーム発着の42・195キロで行われる。1984年ロス五輪代表でスポーツジャーナリストの増田明美さん(56)がレース展開を予想する。

 レースは1月の大阪国際で優勝した松田瑞生(24)=ダイハツ=がマークした2時間21分47秒がターゲットになります。一山(いちやま)麻緒(22)、安藤友香(25)、福士を指導するワコールの永山忠幸監督(60)は1キロ当たり3分20秒のペースを刻んで、ハーフの通過は1時間10分前後を想定。大阪国際は1時間9分台で通過したので多少遅いですが、後半のスタミナに自信があってのことでしょう。

 コースとしても、北西の風が予想されており、終盤は追い風になる見込みです。30キロでペースメーカー(PM)が外れるまでは力を温存し、ひたすら付いて行くだけ。あとは、PMがいなくなったときに日本人選手が何人生き残っているか。見えない松田の背中を追いかける上で、ライバルとの競り合いは重要です。

 優勝候補に挙がっている一山について、永山監督は「2時間21分47秒を確実に突破する練習を積んできた」と太鼓判を押しています。直前の米国・アルバカーキ合宿では45キロ走3本など、質・量ともに高いレベルで消化したようです。アフリカ勢もいますから、リズムを崩さずに付いて行き、自ら仕掛けられたらグッと代表が近づくでしょう。注目されているナイキの厚底シューズを今年2月の丸亀ハーフで使い始めてからはけがも減ったそうですので、今回も使うでしょう。

 一山と一緒に合宿した安藤は、その強さに圧倒されていた部分もあるそうです。ですが、うまく流れに乗って自分の力を出し切ればおのずと結果も付いてくる。福士加代子(37)は1日の東京マラソンで日本新をマークした大迫傑(ナイキ)に大きな刺激を受け、「苦しくなったときの対応の引き出しが増えた」と話していました。

 自信を持ってスタートラインに立っても、硬くなってしまうこともある。一方、やり残したことがあっても好走につながることはあります。何があるか分からない42・195キロになりそうです。

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