東都1部ベストナイン、駒大平野がJR東海に入社 4月凱旋試合で活躍誓う

実戦を想定した練習で三塁からホームへ激走する平野
実戦を想定した練習で三塁からホームへ激走する平野

 静岡高野球部OBの平野英丸内野手(22)=駒大4年=が今春から社会人野球のJR東海(名古屋市)でプレーする。1921年創部で、今年100年を迎える名門チーム。すでに1月末から練習参加しており、「期待のルーキー」としてオープン戦では3番・サードで先発出場。東都1部リーグでベストナインに輝いたスラッガーが、新たなステージで大暴れする。

1月末に入寮即スタメン! 野球漬けの毎日だ。平野は1月末に入寮し、2月の鹿児島キャンプにも参加。「練習量が多くてハードです」。打撃練習と筋トレを終えると、額の汗をぬぐいながら話すその表情は、充実感に満ちており「自分に厳しくやっていきたい」と燃えている。

 JR東海スタッフの期待も大きい。「物静かですが内に秘めた闘志を感じます。打席でもドッシリして落ち着いている。チームにカツを入れる選手になってほしい」と久保恭久監督(59)。2月下旬からのオープン戦では、同じポジションの長曽我部竜也主将(27)を抑えて3番・三塁で先発するなど、さっそくチーム内競争を激化させている。

 静高では1年秋からレギュラー。2年夏から3季連続で甲子園に出場し、3年春の15年センバツでは8強入りした。卒業後、同期の4番・堀内謙伍捕手は楽天入りし、主将の安本竜二内野手は法大で5戦連続本塁打のリーグタイ記録を達成。1学年下の鈴木将平外野手は西武入りするなど、逸材ぞろいのチームだった。

積極的プレー「結果を出す」 そんなナインの中で平野は派手さこそないものの、当時から勝負強さを誇っていた。調子に波がなく、コンスタントに安打を重ねた。入学当時2部だった駒大では2年秋からレギュラーとなり、1部昇格に貢献。4年時には4番を任され、入れ替え戦でサヨナラ3ランを放つなど1部残留にフル回転した。「チャンスでも欲を出さず冷静にプレーすることを心掛けました」。最後のシーズンはベストナインにも選ばれた。

 21日からの春季東海選手権(愛知・岡崎球場)が今季最初の公式戦となり、4月上旬には故郷でJABA静岡大会(浜松球場、清水庵原球場)も行われる予定だ。「積極的なプレーをしてチームを助けられる選手になりたい。地元でいい結果を出したい」と平野は力をこめた。思い切りよくバットを振って、静岡凱旋を飾る。

(里見 祐司)

 ◆平野 英丸(ひらの・ひでまろ)1998年1月16日、伊東市生まれ。22歳。富戸小1年で野球を始め、対島中時代はエースを務め、3年春に全国大会出場。静岡高時代は2年夏から3季連続甲子園出場。駒大では2年秋から正三塁手を務め、4年秋にベストナイン。180センチ、80キロ。右投左打。独身。

 

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