【巨人】菅野、開幕100%へ6回1失点「締まった試合ができてよかった」

オリックス打線を6回1失点に抑えた菅野。開幕に向けて順調な仕上がりを見せた(カメラ・義村 治子)
オリックス打線を6回1失点に抑えた菅野。開幕に向けて順調な仕上がりを見せた(カメラ・義村 治子)

◆オープン戦 オリックス1―0巨人(6日・京セラドーム大阪)

 巨人は、開幕投手に内定している菅野が、オリックスに9安打を浴びながら6回1失点と粘りの投球を見せた。「7番・左翼」で出場したモタは、3試合にわたって8打席連続三振。0―1で敗れた巨人は1分けを挟んで5連敗でオープン戦最下位。オリックスはドラフト5位の勝俣が菅野から先制弾を放ちアピールした。

 菅野は崩れなかった。初回2死二塁、打席にはメジャー通算282本塁打のジョーンズを迎えた。「ばりばりのメジャーリーガー。他の選手とは別格だなと」。外角にボールを集め1ボール2ストライク、最後は内角へ149キロの速球を投げて詰まらせ、中飛に仕留めた。

 17年WBC準決勝以来の対戦だ。当時菅野は先発し6回1失点の快投し、ジョーンズとは3打数1安打だった。3年の時を経ての勝負は2打数1安打1四球。「自分が反応してほしかったボールも反応してくれなかった。やっぱりいい選手。雰囲気がすごいいいなって思いますね」と対戦を楽しんだ様子だった。

 中5日で迎えたマウンド。今年初めてバッテリーを組んだ大城に、試合前に「フォーク、カーブの縦の変化を重点的にやっているからそれで組み立てしてほしい」と願い出た。だが、強いボールに振りまけないパ・リーグの打者が食らいつき、初回先頭打者からヒットを浴びた。「ああいうふうになると大城も疑心暗鬼になってしまう。もうちょっと試合の入りをやっていくべきだった」と反省。後輩の大城と話しあい、4回以降は変化球多めの投球にチェンジし、直球を両コースへ投げ分けた。

 「理想は甘いボールでもファウルにできたらいいが、僕は160キロ投げられるわけではない。原点っていう両方に投げ分けるのを意識した。勝負どころを自分で見極められた」

 昨季は腰痛の影響で苦しみ、得点圏の被打率は3割1分1厘、一昨年の1割8分6厘に比べると大きな差だった。この日は6回まで計9安打されたが、85球で1失点と踏ん張った。

 オープン戦3試合で、防御率は1・93と安定した結果。開幕を100%の状態で迎えるために順調なステップを踏んでいる。「開幕まであと2週間、細かいところはいっぱいあるけど、今日こういう締まった試合ができてよかった」。準備が整ってきた。(玉寄 穂波)

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