びわ湖毎日マラソンは大迫傑の日本記録に届かないペース設定 出場選手も納得

びわ湖毎日マラソンに出場する国内招待選手
びわ湖毎日マラソンに出場する国内招待選手

 残り1枠の東京五輪代表切符を争うMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)ファイナルチャレンジ男子最終戦を兼ねて、第75回びわ湖毎日マラソンは8日、滋賀・大津市の皇子山陸上競技場発着の42・195キロで行われる。ファイナルチャレンジ男子第2戦の東京マラソン(1日)で、大迫傑(28)=ナイキ=が自身の日本記録を21秒更新する2時間5分29秒の日本新記録をマークしたことにより、3人目の代表となるためには大迫のタイムを超える必要があるが、今大会は1キロ3分の2時間6分35秒にペース設定されたことが6日、分かった。

 この日、大津市内で招待選手の会見が行われ、海外の選手も含めて、1キロ3分ペースに同意した考えを明かした。2時間10分12秒が自己ベストで、昨年9月のMGCでは4位だった大塚祥平(25)=九電工=は「(日本記録は)現実的ではない。2時間5分台を考えるより、今、出せる力をすべて出したい」と冷静に話した。

 関係者の話によると、ペースメーカーは1キロ3分で30キロまでレースを引っ張る予定。1キロ3分ペースでは30キロが1時間30分の通過となる。東京マラソンで大迫は30キロを1時間28分40秒で通過している。大迫のタイムを超えるには、終盤に大幅なペースアップが必要で不可能に近い。ただ、今大会に参加する日本人選手の自己ベスト最高タイムは2時間8分9秒の松村康平(33)=MHPS=。その次に速い自己ベストは2時間8分14秒のプロランナー川内優輝(33)=あいおいニッセイ同和損保=。大塚や2時間10分21秒が自己ベストで若手期待株の鈴木健吾(24)=富士通=らにとっては「現実的」なペースと目標となりそうだ。

 今大会の出場選手で最速の自己ベスト(2時間5分0秒)を持つエバンス・チェベト(31)=ケニア=も「目標は2時間6分台」と話しており、海外勢も1キロ3分のペースメークを承諾したようだ。

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