鍵山優真、羽生&宇野に続く ジュニア自己ベストでSP首位 フリーで金メダルだ

鍵山優真
鍵山優真

フィギュアスケート 世界ジュニア選手権第1日(4日、エストニア・タリン)

 男子ショートプログラム(SP)で2月の四大陸選手権3位で1月のユース五輪覇者の鍵山優真(16)=神奈川・星槎国際高横浜=が85・82点で首位。日本男子では2015年の宇野昌磨以来、5年ぶり6人目の金メダルへ好発進した。昨年12月のジュニア・グランプリ(GP)ファイナル覇者の佐藤駿(16)=埼玉栄高=が自己ベストの79・30点で5位につけた。フリーは6日(日本時間7日)に行われる。

 鍵山は今季、出遅れることが多かったSPで課題の3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)を決めた。「今季最後となるこのプログラムをいい結果で滑り切ることができたのは良かった」。技術点も表現力を示す演技点もトップで、SPに4回転を組み込むことが出来ないジュニアカテゴリーでの自己ベストを更新した。

 2月にシニアの四大陸選手権で3位と躍進し「得たものは多かった」と自信を深めた16歳。1992年アルベールビル五輪と94年リレハンメル五輪に出場した父・正和氏から徹底的に叩き込まれた美しいスケーティングが武器で「一番意識している」と話す。四大陸選手権では練習からシニア選手の滑りにくぎ付けになり、中国の閻涵に驚いた。「速っ!て思った。速いけどきれい。こんなに滑るんだってくらい滑っていた。お手本にしたい」。試合の度に多くを学び、成長につなげている。

 切磋琢磨(せっさたくま)を続ける同じ16歳の佐藤と共に目指す先は、22年北京五輪だ。18年平昌五輪の記憶は深く心に刻まれている。「羽生選手も宇野選手も、小さかった僕が見てもすごいなって思えるような演技をしていて、すごい覚えている」。金メダルを獲得した羽生結弦、銀メダルの宇野昌磨のスケートに見入り、五輪への憧れを強くした。

 「日本代表として来て、プレッシャーや緊張感もある。駿と一緒に頑張ろうと話していて、お互いにいい演技ができて良かった」。日本男子では10年大会の羽生、15年大会の宇野らに続く6人目のジュニア世界一へ、フリーでも会心の演技を見せる。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請