【日本ハム】帯広出身の杉浦、センバツ出場の帯広農&白樺学園へエール「最善尽くして」

キャッチボールで調整する帯広出身の日本ハム・杉浦
キャッチボールで調整する帯広出身の日本ハム・杉浦

 帯広市出身の日本ハム・杉浦稔大投手(28)が4日、十勝地区の帯広農、白樺学園両ナインにメッセージを語った。両校が出場を決めている春のセンバツ高校野球(19日から13日間、甲子園)は、無観客試合を前提に開催準備が進められることが決定。11日に開催可否の最終判断が下されることになった。広大な十勝の大地で育ち、現在はプロの世界で戦う右腕が故郷の後輩にエールを送った。

 地元・十勝から2校が出場するセンバツ。不透明な状況が続く中、杉浦が故郷の高校球児たちへの思いを口にした。「まだどういう形になるのか分からないですけど…。やれることっていうのは、自分たちができることを最善を尽くすことしかできないと思います」

 新型コロナウイルスの影響で、両校のナインは遠征や練習試合が中止になるなど影響が出ている。「当然それは他のチームもこういう状態なので、条件は一緒だと思う。環境がどうっていうのは当然思うかもしれないですけど、自分たちでどうしようもできないところでもある。自分たちに出来る準備を悔いなく、正々堂々とやってほしい」と真剣なまなざしで語った。

 帯広大谷高時代はエースとして、3年夏に北北海道大会決勝まで進出。聖地まであと1つに迫りながらも、旭川大高に敗れ甲子園の土を踏むことは出来なかった。「みんな甲子園でプレーしたいって思いは誰しも持ってやってきて。実際(プレーする)チャンスが巡ってきた中で、もしそう(中止に)なったら…。残念な気持ちはあると思います」と3年間の限られた時間で聖地への切符をつかんだ故郷の球児たちの心中をおもんぱかった。

 プロ野球もオープン戦が無観客での開催となっている。杉浦はこの日、次回登板に向けて札幌Dで黙々と調整した。「そこ(野球)に対して真摯(しんし)に取り組んでいけば、必ず良い財産になると思う。もちろん甲子園でプレーできることを祈っています。自分たちがやること、出来ることをぶれずに取り組んで欲しいです」。事態の好転を祈り、道産子右腕も最大限の準備を続けている。(秦 雄太郎)

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