プロ野球、開幕「20日を目指している」一方で延期も視野に

昨年、東京ドームで行われた巨人戦
昨年、東京ドームで行われた巨人戦

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、プロ野球とJリーグが歴史的タッグを組んだ。日本野球機構(NPB)と日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は2日、都内で会見を行い、「新型コロナウイルス対策連絡会議」を共同で3日に設立すると発表した。会議には感染症の専門家3人を招いて感染状況や防止策を共有し、公式戦実施の可否について助言を得る。専門家チームは今月中旬に意見書を取りまとめる。公式戦開催時期の判断はプロ野球とJリーグがそれぞれ独自に行うが、異例の協力態勢で“国難”を乗り切る。

 18日の再開を目指すJリーグと20日の開幕を望むプロ野球。“Xデー”が近いのはJリーグだが、希望通りの開催がかなわなかった場合、日程がタイトになるのはプロ野球だ。

 NPBの井原事務局長は「今は3月20日の開幕を目指している」とする一方、開幕が延期となった際について「突然、考えるわけにはいかない」と説明。公式戦開催に関する3月中旬の専門家チームによる意見を待たずに動き出していることを示唆した。

 今季は東京五輪開催に伴い、7月21日~8月13日は公式戦を休止する。雨天中止分を想定して10月中旬に約10日間の余裕があるが、延期が10日以上となれば“プランB”の必要性に迫られる。

 その場合は“何か”を諦める必要が出てくる。公式戦143試合の縮小や、ポストシーズン日程の再編などが考えられる。休止期間中の公式戦実施や日本シリーズを後ろにずらすことも策としてはあるが、球場の確保などハードルは高い。各球団の主張も分かれることが想定される中、短期間で最悪の事態=延期への備えも急がなくてはならない。(NPB担当・宮脇 央介)

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