【巨人】開幕スタメン争い最終“5番勝負”マスク姿で札幌入り

開幕スタメンを争う(左から)小林、炭谷、大城
開幕スタメンを争う(左から)小林、炭谷、大城
今後の日程
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 巨人のレギュラー争いが最終章を迎える。原監督は10日のソフトバンク戦(ペイペイD)からベストメンバーでのスタメン固定を頭に入れており、3日の日本ハム戦(札幌D)からの5試合が最終選考になる。現時点で完全に固定できていない一塁手、二塁手、左翼手、捕手の枠を競うナインが“5番勝負”に挑む。チームは2日、空路で羽田空港から新千歳空港に移動。全員マスク着用で行動し、遠征中は当面の間、外出禁止となった。

 宮崎キャンプから激しい戦いを続けてきたレギュラー争いが最終コーナーを迎える。羽田空港で取材に対応した元木ヘッドコーチは「我々が言わなくても、選手たちが自分たちで気付いている。1軍の枠は決まっているんだから」と力を込めた。

 原監督はキャンプ序盤に「一塁、二塁、捕手、外野の一角は空いているポジションですから」と発言したが、10日からのソフトバンク戦をメドに20日の開幕へ向けたレギュラーを固めたい方針を示している。3、4日は日本ハム戦(札幌D)、6、7日はオリックス戦(京セラD)、8日は阪神戦(甲子園)が待つ。福岡に入る前までの5試合が、実質的な最終決戦だ。

 二塁は吉川尚を筆頭に若林、山本、増田大らが逆転を狙う。吉川尚は1日のヤクルト戦(東京D)で初回先頭打者弾を放つなど頭一つ抜けており、昨季は開幕スタメンもすぐに負傷離脱した悔しさがある。元木ヘッドも「前の日にフルで出ていても体の不安もない。彼が出てくると違うね」と絶賛した。

 若林については「良かったけど、ちょっと(吉川尚と)差が出てきている」と言及。山本は1日のヤクルト戦で7回1死二、三塁のチャンスで投ゴロに倒れた場面を「外野フライ一本でも打っていれば違ったアピールになった。考えて打席に入らないと」と指摘した。それでも“5番勝負”のアピール次第での逆転を「もちろんある」と言い切った。

 一塁は中島や捕手と兼任の大城らが中心。打撃不振で苦しむ大城には「危機感を持ってやってもらわないと困る。若手が『先輩、休んでいていいですよ』というくらいの選手になってこないと」と注文をつけた。本職が内野の湯浅は現在、外野にも挑戦。北村に対しても「一塁、三塁だけでなく外野もやりたければ練習すればいい。控えはいろいろやらないと」と全体的な底上げを求めた。

 チームは新型コロナウイルスの感染拡大防止のため全員マスク着用で移動し、遠征中は当面、外出禁止となった。「主力がケガした時に、代わりの選手を『誰にしようかな』ではなくて『よし、あいつにしよう』というくらいになってほしい。順番を待つんじゃなくて、自分で取りにいかなきゃ。控えの選手は隙を見せるな!」と元木ヘッド。厳しいゲキへの奮起を期待している。(小林 圭太)

 ◆捕手争い キャンプ中の実戦は岸田が多く起用され正捕手候補として期待されたが、一塁に専念していた大城が再び捕手と兼任することもあり、捕手3人制にするため2軍で経験を積むことに。小林、炭谷、大城による競争が開幕直前まで続きそうだ。

 ◆一塁手争い キャンプ前に期待された山下が下半身の故障でリハビリ組に。中島がオープン戦2本塁打とアピールを続ける。陽が一塁挑戦も不振で2軍降格。現状は捕手と兼任の大城、本職が外野のモタ、亀井も一塁の可能性があり流動的。北村も控える。

 ◆二塁手争い 体調が万全なら吉川尚が筆頭候補。2月29日、1日のヤクルト2連戦では、天然芝よりも下半身に負担がかかるとされる人工芝の東京Dで2試合続けて1番打者として出場し、先頭打者本塁打などアピール。若林、山本、増田大が逆転を狙っている。

 ◆左翼手争い 中堅の丸、右翼のパーラが決定的という状況で、キャンプからモタの勢いが止まらない。ベテラン亀井も元気で体調は万全。重信や松原ら期待された若手が2軍調整となる中、元気印の石川が好調を維持してスタメン奪取を目指している。

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