【オリックス】ドラ2紅林弘太郎、駿河総合を卒業「もっと経験積んでいきたい」

野球部の後援会と父母会が作成した横断幕の前で記念撮影におさまる紅林(手前中央)と卒業生たち
野球部の後援会と父母会が作成した横断幕の前で記念撮影におさまる紅林(手前中央)と卒業生たち

 県内の公立高校の卒業式が2日、各地で行われた。新型コロナウイルス拡大の影響で式典や関連行事が中止・縮小される中、駿河総合ではオリックスのドラフト2位・紅林弘太郎内野手(18)が出席。キャンプでプロのレベルを痛感し、経験を重ね飛躍することをを誓った。

 ひと回りたくましくなって紅林が、学びやに帰ってきた。1月6日に入寮後そのまま新人合同自主トレに参加。初めてのキャンプは2月末まで宮崎で過ごした。「ウェートも、みっちりやった。会った人から肩周りが大きくなった、と言われます」。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、卒業式はマスク着用の上、式自体も縮小されたが、「中止の学校もある中、卒業式があって良かった」と、久々となるチームメートとの対面を喜んだ。

 レベルの高さを痛感した2か月だった。「1軍の練習を見ていると何もかも違った」。オリックスの若きエース候補・山本由伸投手(21)のキャッチボールを見ただけで衝撃を受けた。「3段階ぐらいボールが伸びた」。練習試合では巨人・沢村拓一投手(31)の速球に目を疑った。「えげつなかった」。一流のプロの切れ、ボールの質の高さを肌で感じた。練習の厳しさと、気疲れから胃腸炎でキャンプ中には1日だけ練習を休んだ。

 ただ、少しずつ自信も芽生えつつある。「2軍の投手には対応できている。もっともっと経験を積んでいきたい」。チームの育成方針で新人には試合機会は与えられそうで、すでに2軍の練習試合に、指名打者として3試合出場。1戦目の巨人戦ではプロ初安打に初打点もマークしている。

 3年間お世話になった野球部には、契約金の一部から野球部OBが掲示されたネームプレートをプレゼント。贈呈式では「2年半やりきらないと、ここに(名前は)飾られない。最後までやりきって下さい」と、下級生にエール。1日に帰省して1泊2日ですぐ大阪に戻り、3日の練習から合流予定。後輩のいい模範になるためにも、紅林がプロの世界で成功する。(塩沢 武士)

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