ヤクルト・高津臣吾監督(51)は2日、石川雅規投手(40)が3月20日の阪神戦(神宮)で開幕投手を務めることを明らかにした。
この日は羽田空港で福岡移動前に報道陣に応対。「石川でいく」と明言した。小川、高橋との三つ巴から1日に最終決断し、春季教育リーグ、巨人戦(戸田)の登板後に東京Dを訪れていた左腕に「任せた」と通達したという。通算171勝をマークしている石川の開幕投手は17年以来、3年ぶり9度目(通算5勝3敗)。40歳シーズン以上での大役は98年の広島・大野以来、22年ぶり5人目(6度目)だ。
指揮官は「理由はいっぱいあるんだよ。そこに投げさせる理由、小川、高橋奎二を投げさせない理由がある。もちろん、いろいろな対戦成績、相性、その後の2カード目とかを考えて、石川を一番最初に投げさせようと思った。勝とうと思ってるから、石川と思って決めた。何の揺らぎもない」と説明した。