大迫傑、若い世代育成へケニアに合宿所建設

大迫が合宿を行ったケニアの歩道は舗装されておらず、赤土。至る所に羊もいる
大迫が合宿を行ったケニアの歩道は舗装されておらず、赤土。至る所に羊もいる

◆報知新聞社後援 東京マラソン(1日、東京都庁スタート~東京駅前行幸通りゴール=42・195キロ)

 東京マラソンで2時間5分29秒の日本新記録をマークして日本人トップの4位に入った大迫傑(28)=ナイキ=は、昨年12月中旬から今年2月下旬までケニア・イテンで高地合宿を行った。標高2400メートルの「ランナーの街」に、順大で駅伝主務を務めた太田涼記者が潜入。厳しいトレーニング環境を体感した。

 東京五輪出場へ大きく前進した大迫がケニアに若い世代を育てるための合宿所建設を計画していることが1日、分かった。今年の箱根駅伝2位だった東海大などの学生をはじめ、合宿や遠征の拠点を作る。次世代のランナー育成にも取り組み始める。

 2度の日本記録更新を果たした大迫が次に見据えるのは、指導者としての道だ。東京マラソンに備え、標高2400メートルの高地、ケニア・イテンでキャンプを敢行。恵まれた練習環境にほれ込み、現地に合宿所を設け、次に続く学生たちにもそのノウハウや拠点を提供するつもりだ。

 ケニアにキャンプ地をつくることは、長野・佐久長聖高時代の恩師でもある東海大・両角速監督(53)にも相談。東海大は春休みと夏休みには米国のアリゾナ州で高地合宿を行っている。「ケニアの練習環境を実際に見て、合宿を行うか検討したい。練習環境が最も大事だが、米国よりも費用が抑えられるのであれば、こちらは学生チームなので経済的メリットもある」と同監督は話した。

 日本実業団陸上連合から日本記録更新ボーナス1億円をゲット。大迫は使い道について「スクールや来年の大会という部分があるので、自分のことよりはそっちに使っていくこともあるのかなと。自分自身のためもそうだけど、これから育っていく必要がある選手のために使っていけることがある」と発言。後進のためのサポートも行っていく。

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