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【サウジアラビア国際競走 坂本が見た】大目標とされるレースとして定着、発展する可能性は十分

 サウジカップデーを取材にあたった坂本達洋記者に、世界最高賞金を懸けた戦いはどう映ったか。今後の国際競走としての発展の可能性をコラム「見た」で分析した。

 世界最高の1着賞金で注目を集めた新設のサウジカップは、世界最強と言えるメンバーを集めたことは大成功だった。事実上の招待での一獲千金は、世界のホースマンにとって魅力的に映ったのは間違いない。

 特に大きなポイントは、キングアブドゥルアジーズ競馬場のダートが、米国やドバイのダートに似ている質という点だ。ルメール騎手が「いいクッションで走りやすい。日本のダートとは全然違う」と指摘。ワンツーを決めた米国勢や中東の有力馬が、来年以降も参戦しやすい下地をつくれたといえる。日本馬でもフルフラットやマテラスカイが好走したように、海外のダートへ高い適性があるなら通用する可能性を示したのは興味深かった。

 一方で“第1回”とあって、一部の観客がラチ沿いで鈴なりになって観戦するなど、運営面でドタバタした印象はぬぐえない。競馬場自体が小さいうえにスタンドは余裕のある人の入りで、ちょっとお祭り感が乏しい印象を受けた。改善すべき課題はあるが、高額賞金やコース自体の良さをアピールできたことで、大目標とされるレースとして定着、発展する可能性は十分だ。(坂本 達洋)

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