【藤枝】J1清水を撃破 今季復帰のFW大石治寿が2発「恩返ししたかった」

1本目の43分、シュート体勢に入る清水FWティーラシン(左から2人目)の前に体を投げ出す藤枝DF陣
1本目の43分、シュート体勢に入る清水FWティーラシン(左から2人目)の前に体を投げ出す藤枝DF陣

◆練習試合 藤枝MYFC4―2清水エスパルス(45分×4)

 J3の藤枝MYFCがJ1清水エスパルスと29日、三保グラウンドで練習試合(45分×4)を行い、4―2で勝った。主力同士で臨んだ1、2本目は、藤枝DF陣が堅守で1失点に抑えると、J3相模原から今季復帰したFW大石治寿(30)が2得点するなど3―1。22日に予定される富山との開幕戦(福井)へ弾みをつけた。

 高い位置でボールを奪って攻める。藤枝のサッカーがJ1の清水を打ち破った。先制点は相手のパスミスを中央で拾ったFW森島が、GKの頭上を抜くロングループシュート。2本目の3分と32分にはFW大石が決定力を見せつけた。

 大石は藤枝に在籍した14年からの2年間でリーグ31点を挙げた点取り屋。16年からJ3栃木やJ2山口でプレーして、5年ぶりに藤枝に戻ってきた。「サポーターもチームも温かく迎えてくれた。恩返ししたかった」。非公開のため観客の歓声こそなかったが、エースの存在感は際立っていた。

 DF陣も集中していた。3バックの中央で秋本が大声を出し続けて仲間に指示し、ゴールを守る。1本目の38分には清水FWドゥトラの強烈なシュートを至近距離で腹部に受けて倒れ込んだが、すぐに復活。「ゴール前まで押し込まれても、ポジショニングをしっかりしていればやられない。自信になった」と話した。

 ただし、満足はしていない。勝ったとはいえ、「ボール保持率は相手が80%」と秋本。大石も「J1の選手とは個々の能力で差があった」。その差を埋めるために「もっと練習を積み重ねたい」と気を引き締める。

 22日に行われる予定の開幕戦は、昨季4位の富山が相手。昨季は1勝1敗で、終始押し込まれる展開だったという。「きょうのような試合になると思う。清水とやっておいてよかった」と秋本。プラスのイメージを頭に刻み、富山戦へ調整していく。(里見 祐司)

サッカー

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請