野村克也さんの本葬儀、シーズンオフに延期…克則氏「何か起きてしまったら、親父の顔に泥」

スポーツ報知
野村克也さん

 3月16日に予定されていた南海(現ソフトバンク)、ヤクルト、阪神、楽天監督の故・野村克也さん(享年84)の本葬儀が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期されることが27日、決まった。野村氏の愛息で楽天の1軍作戦コーチを務める克則氏(46)はシーズンオフの今秋に、葬儀・お別れ会を開催する意向を示した。

 野村さんは2月11日に虚血性心不全のために死去。葬儀・告別式は近親者で執り行い、一般会葬者も参列できる本葬儀をする予定だった。喪主を務める予定だった同コーチは「やっぱり何かあってからでは遅いと思いますし、そこで何か起きてしまったら、親父の顔に泥を塗ることになってしまう」と話した。開催時期については「シーズンオフに日程を改めて考えてやりたい」と語った。

 今後は四十九日法要なども控えている。ただ同コーチは「四十九日法要もありますが、そこはチームに帯同します」と明言。偉大な父のように、あくまでも野球にまい進する決意を示した。

 また、阪神は3月8日に甲子園の巨人戦で予定していた追悼試合の延期を発表した。

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