【ロッテ】佐々木朗希のプロ意識、真っ先に子供の色紙へ…担当記者が見た「令和の怪物」

投球練習をする佐々木朗希(カメラ・義村 治子)
投球練習をする佐々木朗希(カメラ・義村 治子)

 ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)が27日、遠征先のオリックスのキャンプ地・宮崎SOKKENスタジアムで、プロ入り後初めて捕手を座らせての本格的なブルペン投球を行った。オリックスの選手ら約15人が熱視線を送る中で5分間、全て直球で21球を投げ、1か月の長期遠征を締めくくった。大卒1年目のルーキー記者、ロッテ担当の小田原実穂が1か月の遠征を終え、朗希に密着した日々を「見た」で振り返った。

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 怒とうの1か月が終了した。私も朗希と同じく初めてのプロ野球キャンプ。1月27日の石垣島先乗り自主トレから毎日、「令和の怪物」を見続けた。18歳らしからぬ考えと行動に感銘を受け続けた。

 周囲がブルペンでバンバン快音を響かせている中で、投手ならば「早く投げたい」と思うのも当然だ。だが朗希は「そんなに焦っていない。まずは一つ一つ段階を踏んで」と地道に練習に励んだ。ブルペンでいい投球をしても「まだまだ」。向上心の高さには、年の差を超えて尊敬させられた。

 その中でもかわいらしい一面も見つけられた。キャンプには毎日、大勢の子供が集結し、大人も含めてサインを求めるファンが多数いる中、真っ先に子供の色紙に駆け寄った。新型コロナウイルスの影響でサインなどのファンサービスができなくなってからも、子供には自身から歩み寄り、キャッチボールに応じるなど、できる範囲で子供たちの歓声に寄り添っていた。

 以前、「子供に夢を与えられる選手になりたい」と話してくれたことがある。自分のことで精いっぱいになってもおかしくない中、常に「子供たちのために」というプロ意識が垣間見えた。マリンのマウンドで快投し、子供たちの瞳が輝く瞬間も、そう遠くないだろう。

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