阪神は26日、沖縄・宜野座キャンプを打ち上げ、矢野燿大監督(51)がチーム作りに手応えを口にした。新加入のボーア、サンズの助っ人砲が特長を出した打撃を見せ、制球力が武器のガンケルも開幕ローテ入りに当確ランプをともしている。
1月31日に「日本一になるためのキャンプにします」と断言した指揮官は、インタビューで約1か月を振り返った。MVPには野手が高山、マルテ、投手は高橋、ガンケルが選ばれた。以下は一問一答。
―キャンプを振り返って
「天気も良かったですし、充実したキャンプを過ごせましたので、すごく手応えを感じています」
―やりたいことは何パーセントできたか
「ほぼほぼできましたし、100パーセントということはないと思うのですが、それに近いところをしっかりやれたかなと思います」
―特に良かった点は
「自主性を大事にして2年目に入ったのですが、本当に、選手自身も意識して、またコーチも引っ張るところは引っ張りながら、プロだからこそ自分でどうやるかを考えた1か月を過ごせたので、すごく手応えを感じています」
―残りの数パーセントは
「100パーセントになったら成長がないので、僕たちはまだまだ上を目指しているので、そういうところで100パーセントではないです」
―キャンプを通して投手陣の良かった点
「外国人選手はみんな本当に僕がいい悩みを持たせてくれるような、それぞれの持ち味をしっかり出してくれました。僕の望みとしては、若い選手がもっともっとアピールしてほしいなという部分はありましたが、でも中堅ベテランとみんなしっかりしたものをやってくれたので全体としては手応えを感じています」
―野手に関して良かった点は
「競争というところでスタメンで出る選手と次に出る選手の差がなくなってきている。本当にレギュラーになってやるという思いで選手がやってくれたところは手応えを感じていますし、全体としての成長があったキャンプだと思います」
―三塁や遊撃などの競争は
「これはまだまだ競争が続くので、楽しみな競争がまだまだ見れそう。オープン戦に入っていくので、開幕スタートして、またシーズン入っても競争は続くと思うので楽しみにしています」
―キャンプのMVPは
「聞かれると思って一応考えていたのですが、野手でいえば高山。あとはマルちゃん。マルテもすごく2年目に入って、練習の中身も、結果もしっかりしたものを見せてくれた、野手では2人になっちゃいましたが、その2人かなと」
―高山選手の評価は
「俊も本当にね、新人王取ってから苦しいシーズンが続いていますけど、練習に対する強い思いを持って1か月やりきりましたし、それが結果というところにしっかりつながっている部分もあるので。一番は気持ちの成長を感じています」
―外国人選手で特に目立った選手は
「そうですね。ピッチャーで言えば、みんな良かったんですけど、ガンケルが一番目立っていたかなという印象です」
―どのようなところ
「コントロールがいいっていうのはもちろんこちらも分かって来てもらった選手ですけど、想像以上に球に力もある。日本で活躍したいというすごくハングリーな気持ちも持って、また日本の野球も学ぼうという姿勢のある投手。来てもらってそういうところもよくわかったし、チームの力になってくれる選手だと思います」
―投手のMVPは
「ピッチャーは遥人(高橋)とガンケルかなと思います。遥人は若手という中では去年から(山本)昌さんに来てもらって変化球の精度を上げるというところがあったと思うけど、試合でも、そういう部分が見える投球が多かったです。この2人が目立っていたかなと思います」
―ボーア選手はここまでどんな評価か
「持ち味の長打力が一番の楽しみではありますけど、性格もファンの皆さんに喜んでもらえるようなところもありますし、一番はバットで活躍してくれると思うんですけど、その活躍をしてくれる予感があるようなキャンプを送ってくれたので、本当に楽しみな選手だと思っています」
―開幕までに高めていくところは
「もちろんオープン戦でエラーも出ていますし、それはうまくなっていかなければ、駄目な部分ですし、でも僕は後ろ向きにとらえていない。うまくなったら僕らはもっと勝てると思いますし、うまくなればもっとチームを救えるし、うまくなればもっと感動を与えられる。そうやって僕たちは前に進んでやっていけたらと思っています」
―シーズンへ向けて
「そうですね、もう日本一になると決めてスタートしたキャンプだったので、手応えのあるキャンプも送れたし、いよいよここから、まず開幕に向けた準備に入る。開幕に向かうにあたって、ますます楽しみが増えるようなシーズンにしていきたいと思います」