【DeNA】オースティンに“本物”の予感…5戦で10の8、ラミレス監督「非常にいい」

2回2死一塁、オースティンが左翼線に二塁打を放つ(カメラ・岩崎 龍一)
2回2死一塁、オースティンが左翼線に二塁打を放つ(カメラ・岩崎 龍一)
5回、オースティンは適時二塁打を放った宮崎(左)の頭を叩いて祝福
5回、オースティンは適時二塁打を放った宮崎(左)の頭を叩いて祝福

◆オープン戦 中日4―7DeNA(23日・北谷)

 沖縄の暖かな日差しを浴び、DeNAのオースティンがまたしても力強い打球を飛ばした。初回無死一塁。中日の開幕投手を務める大野雄のツーシームをとらえた打球は左中間に伸びていった。足の遅い打者なら微妙なタイミングだったが、積極走塁で二塁を陥れ「正直言って球を強くたたいて水平に飛ばすことしか考えていないよ」とクールに笑顔を浮かべた。

 2回2死一塁。第2打席では大野雄から左翼線二塁打。5回の第3打席では柳から四球を選び2打数2安打。衝撃デビューとなった16日の巨人戦(那覇)での初打席からの連続アーチなど、オープン戦は2試合5打数5安打で打率10割。練習試合を含めると、10打数8安打と圧倒的な結果を残している。

 緊張が走ったのは22日。スタメン予定だった楽天戦の試合前、シートノックに姿を見せなかった。ベンチ入りはしたが試合途中で引き揚げた。「右肘の張り」を訴えたが翌日すぐさま復帰。「深く考えすぎるほどではない。いい状態になった」と不安を一掃した。

 数々の打者を育て上げてきた田代チーフ打撃コーチも「軸がぶれない。小さな動きであれだけパワーが出せる。意外にボールの見極めもしっかりしている」と目を細めた。2番での起用を続けるラミレス監督も「非常にいい。今のところこの打順で調子がいいので続けるが、ずっとではない」と今後、打順を検討していくとした。

 オープン戦にもかかわらずオースティンは「まずはチームが勝ってうれしい。個人の成績も納得いくものだった」と勝利だけを見つめるナイスガイ。「10割男」に“本物”の予感が漂ってきた。(岸 慎也)

 ◆タイラー・オースティン(Tyler Austin)1991年9月6日、米国出身。28歳。2010年ドラフトでヤンキース入団。16年にメジャーデビューし、ジャッジと同じ日に初打席初本塁打。ツインズ、ジャイアンツを経て、昨季最後はブルワーズでプレー。メジャー通算4年間で209試合、打率2割1分9厘、33本塁打、91打点。今季DeNA入団。188センチ、100キロ。右投右打。既婚。年俸1億円。

 ◆DBの外国人1軍枠 2年連続本塁打王のソトは確定。昨季リーグ最多74試合に登板した不動のセットアッパー・エスコバーが右膝を痛め2軍調整中で開幕が微妙となっている。もし、間に合わなければ来日8年目で実績十分のロペス、結果を残しているオースティンと野手3人となる可能性が高い。そこに中継ぎのパットンか、新外国人で先発として期待させる長身右腕のピープルズのどちらか入ることになる。

試合詳細
2回2死一塁、オースティンが左翼線に二塁打を放つ(カメラ・岩崎 龍一)
5回、オースティンは適時二塁打を放った宮崎(左)の頭を叩いて祝福
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