宇野昌磨、自己ベストV…4回転を3度成功「想像以上」

宇野昌磨
宇野昌磨

◆フィギュアスケート チャレンジ・カップ第3日(22日、オランダ・ハーグ)

 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位で3月の世界選手権(18~21日、モントリオール)代表の宇野昌磨(22)=トヨタ自動車=はフリーでもトップの198・70点をマークし、合計290・41点で優勝した。SP3位で同代表の田中刑事(25)=倉敷芸術科学大大学院=はフリー2位の165・64点を出して合計241・18点で2位となった。

 演技を終えた宇野は真っ先にステファン・ランビエル・コーチの方を振り返り、笑顔を向けた。「想像以上。試合、そして挑戦を楽しむことができた。4回転サルコーの成功は自分でもびっくり」と充実感をにじませた。3種類4度の4回転ジャンプに挑み、回転不足を取られたトウループ以外は会心の出来。参考記録ながら昨年2月の四大陸選手権でマークしたフリーの自己ベストを1・34点上回った。

 最も不安を抱えていた冒頭の4回転サルコーは2・91点の加点を引き出した。勢いそのままに跳んだ4回転フリップ、基礎点が1・1倍になる演技後半の4回転―2回転の連続トウループも鮮やかに決め「練習でもあんな演技は一回もしたことがなかった」と目を丸くした。ランビエル氏の「チャレンジを楽しんでこい」の言葉に応えてみせた。

 異例のコーチ不在でスタートした今季、グランプリ(GP)シリーズのフランス杯では自己最低の8位に終わるなど、どん底を味わった。年明けから06年トリノ五輪銀メダルのランビエル氏に正式に師事し「スケートを楽しむこと」を思い出し、一皮むけた演技を披露。大きな収穫を手にし、2年ぶりの表彰台返り咲きが懸かる世界選手権に乗り込む。

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