大野将平、貫禄の3連覇で五輪代表決定的に 田代未来&新井千鶴も優勝で当確

スポーツ報知
大野将平

◆柔道 グランドスラム・デュッセルドルフ大会 第2日(22日、ドイツ・デュッセルドルフ)

 男子73キロ級でリオ五輪王者の大野将平(旭化成)が大会3連覇を飾り、東京五輪代表を決定的にした。準決勝まで5試合を一本勝ち。決勝は18年世界王者の安昌林(韓国)から内股で技ありを奪い、優勢勝ちした。

 大野は昨年11月のGS大阪大会は左手人さし指を痛めて欠場していた。今大会は優勝した世界選手権以来、半年ぶりの実戦。欧州の柔道ファンからも熱い声援を受けた中での試合だったが「雨とは言わないですけど、曇りみたいな感じでしたね、どんよりとした。まあ、パッとしなかったですね。情けない」と納得できる内容ではなかったという。それでも「本調子ではないにしろ、この実戦で勝ち切れたことだけは良かった」。27日の強化委員会で、2連覇を狙う東京五輪代表に内定する見込みだ。

 女子63キロ級の田代未来(コマツ)、同70キロ級の新井千鶴(三井住友海上)も優勝を果たし、ともに代表入りが確実となった。田代は決勝で五輪女王のティナ・トルステニャク(スロベニア)を大内刈りから抑え込んで勝利。昨年11月のGS大阪大会で3位と悔しい結果に終わっていただけに「今回はすごく重要な大会だった。準備期間も苦しい日々が続いたけど、やっとスタートラインに立てた」と胸をなで下ろした。

 新井は昨年5月のGSバクー大会以来の優勝となった。昨年の世界選手権で3回戦敗退して以降は勝ちきれない大会が続き「すごくシンプルに金メダルが欲しいと思って臨めた。世界選手権、GS大阪、マスターズと取るべき大会を落としてきたので、しっかり最後に優勝できたことはよかった」と勝利をかみしめた。

 一方、リオ五輪銅メダルの永瀬貴規(旭化成)は初戦の3回戦でジョージア選手に敗れた。試合終了間際に技ありを奪われ「まだ頭の整理ができていないのが素直な気持ち。一番はまだまだ弱いと、ただそれだけです」と肩を落とした。

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