【鳥栖】採点&寸評 ロングボールなし新戦術に光明のドロー 左利きCBコンビや金森ら高評価

鳥栖の先発布陣
鳥栖の先発布陣

◆明治安田生命J1リーグ▽第1節 川崎0―0鳥栖(22日・等々力陸上競技場)

 鳥栖は川崎と0―0で引き分け、敵地で貴重な勝ち点1を手にした。DFラインからのビルドアップで前線にボールを運ぼうとする戦術を展開。ロングボールを多用する傾向にあった昨季までとは大きく異なる“新生・サガン鳥栖”の片鱗を見せた。

 後半途中からは守備意識を高め、従来のハードワークスタイルで着実に勝ち点1を奪いにいき見事成功。金明輝監督は「やりたいことの半分も出せなかったが、新しいことに挑戦している中で、選手たちは前向きにトライしてくれている」と一定の評価を与えた。

 採点と寸評は以下の通り。

金明輝監督【6・5】前半で理想を追求、後半途中から現実主義に切り替え。チアゴアウベスINで破綻しかけた守備バランスも金森INで即修正

GK高丘陽平【6・0】渾身の横っ跳びセーブでチーム救うも、自身のミスパスによる自作自演のため加点要素にはならず

DF森下龍矢【6・0】デビュー戦で身体能力の高さを発揮。クロス精度や連携には課題も、長友や室屋ら輩出した安心と信頼の明大SBブランドの片鱗

DFエドゥアルド【6・5】宮との「レフティー山脈」で体を張り無失点に大きく貢献。ダミアンと対等以上に渡り合う

DF宮大樹【6・5】世界でもなかなか類を見ない左利き右CBとしてプレー。不慣れ感よりもシュートブロック力の方が光った。MOM

DF内田裕斗【6・0】激しい上下動でピッチに活力。左足のみのコントロールで内側から相手をかわそうとする悪癖は注意必要

MF松岡大起【6・5】アンカーの位置で落ち着き払ってゲームをコントロール。18歳にして既に老練。柴崎岳を思わせた

MF原川力【5・5】パスセンスの高さ、ピンチにつながるボールロスト、どちらも目立った

MF本田風智【6・0】シュートをはるか上空に打ち上げたチアゴアウベスを大拍手で称える大物高校生。落ち着きあるプレーで全体のバランスを整えた

MF安庸佑【5・0】守備では奮闘したが、ボールが足元に入ると全体の攻撃が小休止。途中交代やむなし

MF小屋松知哉【6・5】献身的な守備を欠かさず、数少ない攻撃時は「矢」としても機能

FW趙東建【5・0】1タッチゴーラー的ポジション取りで嗅覚を発揮したかったが、ボールがほとんど来ず孤立無援

FWチアゴアウベス【4・5】後半11分IN。右FWで投入も連動守備ができずCFに閉じこもる。ムダな警告で競り合いも満足に出来なくなり、途中投入ながら足を引っ張る

FW金森健志【6・5】後半20分IN。マイボール時は右FW、相手ボール時はほぼ右SB。走って走って走りまくった。厚底シューズ履いていた疑惑

MF高橋秀人【―】後半35分IN。出場時間短く採点なし

木村博之主審【6・5】近年の審判員の中で最も“流し”の傾向にある。それが原因で荒れる試合は見たことがない。試合後の選手からも評価の声

※平均は5・5~6・0点。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ

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