山梨学院大、箱根走れない正月「悔しい思い」…本戦復帰目指す

箱根駅伝本戦復帰を目指して練習に励む山梨学院大の選手たち
箱根駅伝本戦復帰を目指して練習に励む山梨学院大の選手たち

 箱根駅伝の連続出場が33年で途切れた山梨学院大が、2年ぶりの本戦復帰に向けて練習に励んでいる。

 昨年10月の予選会で敗退。例年よりも早く新チームがスタートし、約4か月がたった。

 今年の本戦は、渡辺晶紀(あき、2年)がオープン参加の関東学生連合の一員として9区で3人抜きの力走。山梨学院大の選手たちも沿道で声援を送った。

 昨年の箱根9区を経験した森山真伍主将(3年)は、「自分も2年生で9区を走ったが、晶紀はコースの特徴を理解して、予定のペースを守っていいタイムで走っていた。いい選手に成長したなと思う」と後輩に刺激を受けつつ、チームとして出場できなかっただけに「今年はいつもと違う新年になってしまった。もの足りない気持ちだった。沿道で応援しながら、いい走りをする選手たちを見て、自分たちも走るチャンスがあったんだと思うと、悔しい思いがこみ上げた」と唇をかんだ。

 飯島理彰駅伝監督(48)は「今年はチームとして(箱根本戦の)流れを経験できなかった。これが何年も続くと、本当に一からやり直しになってしまう。経験者がいるうちに、本戦に戻らないといけない。(本戦の)レベルも上がっている」と、危機感を口にした。

 選手たちからは、昨年の予選会敗退後「ハーフ(マラソン)の経験が足りなかった」という反省の声があがったという。そんな中、3月8日に予定されていた日本学生ハーフマラソン(東京・立川)が、新型コロナウイルスの影響で中止が決定。山梨学院大も30人以上がエントリーしていたが、指揮官は「こればかりは仕方がない。タイムトライアル系など、似たような形の練習をしていきたい」と話した。

 新チームでは、集団走と平行して選手各自のジョグも重視。森山主将は「最初のうちは(各自の)ジョグの質はあまり良くなかったが、最近ではロングジョグや、ハイペースのジョグをする選手が増えてきた。自分から積極的な姿勢で取り組む選手が多い」と、意識の高まりを感じている。

 「予選会で必要なのは団結力。それがチーム全員に浸透して、練習の雰囲気も明るい」と森山。自身は昨年末の平成国際大記録会で1万メートル自己ベストの28分52秒37を記録するなど好調だ。今年の箱根を経験した渡辺も、昨年の予選会は個人90位だったが「今年は30位以内を目指す」と気合十分。個々の力を結集し、1年での箱根路復帰を目指す。

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