【ロッテ】佐々木朗希が“恐怖の40球” 正捕手・田村「一瞬で来るのでまばたき、くしゃみかぶったら死んでしまう」

中1日でブルペン入りし、40球程度を投げ込んだ佐々木朗(カメラ・泉 貫太)
中1日でブルペン入りし、40球程度を投げ込んだ佐々木朗(カメラ・泉 貫太)
ピッチングを終え、正捕手の田村(右)と笑顔で話す佐々木朗
ピッチングを終え、正捕手の田村(右)と笑顔で話す佐々木朗

 ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)が20日、“恐怖の40球”を投じた。韓国・サムスンとの練習試合(赤間)前に4度目のブルペン入り。立ち投げではあったが投球を受けた正捕手の田村が「一瞬で(ボールが)来るので、まばたき(のタイミング)がかぶったら死んでしまう」と表現するほどのインパクトを残した。

 空気を切り裂くかのような強いスピンのかかった球が、何度もミットに突き刺さった。表情を変えることなく投げ込む佐々木朗とは対照的に、ボールを受けた田村はその衝撃に何度も驚きの表情を浮かべた。18日から中1日で迎えた4度目のブルペンは立ち投げで計40球。そのインパクトはキャッチボールを含めて初めて受けた正捕手にとって、恐怖体験として刻まれた。

 「すごかったです。怖いですよ。一瞬で(ボールが)来るので、まばたきとかくしゃみ(のタイミング)がかぶったら死んでしまう」

 マスク、ヘルメットなどの防具をつけていても、頭部を直撃したら…。16年ベストナイン捕手の田村でも、その威力に戦々恐々とした。

 佐々木朗は4分間で直球21球を投げ、1分間のインターバルを経て、直球19球投げた2セット目はやや強度を上げて投げた。田村の言葉を裏付けるように、「前よりもすごくいいボールがいっていて、割合も多くなっているかなと思います」と充実した表情だった。

 正捕手が演出したブルペンの雰囲気も「令和の怪物」にとっては心地よかった。1球ごとに「ナイスボール」と声をかけてもらい「自分がよくて受け手からも褒められると、そこは自信が持てるかなと思います」と感謝。田村も改めて「150キロは軽く超えていたかなと思います。本当に160キロ出るんだなと思いました。試合になればもっとすごい球を投げるんだろうなと思う」と感嘆の声を上げた。

 投球を見守った吉井投手コーチは「今日は悪かったですね。ウェート(トレーニング)のレベルが上がって足が疲れているんだと思う」と評したが、今後は21日に1軍とともに高知へ移動し、25日からの宮崎遠征中に、捕手が座っての本格的な投球練習を予定している。「立ち投げよりも実戦に近くなりますし、自分自身座らせた方が投げやすい。そういった部分は今までよりも楽しみ」と朗希。最速163キロの速球には、まばたきすらも厳禁だ。(後藤 亮太)

中1日でブルペン入りし、40球程度を投げ込んだ佐々木朗(カメラ・泉 貫太)
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