日本製紙石巻・中山、1年目からフル回転…昨年、仏教大で大学選手権準Vの148キロ右腕

日本製紙石巻に入社が内定した(左から)中山、東本、神里がガッツポーズをみせた
日本製紙石巻に入社が内定した(左から)中山、東本、神里がガッツポーズをみせた

 社会人野球・日本製紙石巻(宮城)に入社内定した3選手が、すでに練習に合流して先輩たちと汗を流している。中山怜央投手(21)=仏教大=は、昨年の全日本大学野球選手権準優勝に貢献。社会人でも先発の一角を期待される右腕だ。ここ2年連続で逃している都市対抗野球出場へ、1年目からフル回転する。

 これまで縁もゆかりもなかった宮城を、成長を遂げた思い出の地にする。日本製紙石巻・中山は、「走者を出しても本塁に返さなければいい。試合を作ることを意識して、(投球の)すべてを平均以上にしていきたい」と意気込みを語った。最速148キロを誇り、準優勝した昨年6月の全日本大学野球選手権では全5戦のうち3戦に先発。京滋大学野球では4年時のリーグ戦で、春秋ともにMVPに輝いた本格派だ。

 チームには10名の投手がいるが、先発陣は塚本峻大投手(27)=東北学院大=や斉藤侑馬投手(31)=武蔵大=ら実績のある選手が任されることが多かった。「与えられた役割をしっかりやることが大事」と先発にこだわらない姿勢をみせた中山だが、新戦力が先発を担えば全体の底上げにもつながる。前田直樹監督(41)も「先発する投手が固定されていた。脅かしてほしい」と期待をかけた。

 大学時に社会人チームとオープン戦で対戦した際、「失投を逃してくれない。1球の大事さを感じた」と振り返った中山。持ち味の高い制球力にさらに磨きをかけて立ち向かうつもりだ。チームの最大目標は、2年連続であと1勝まで迫りながら届かなかった都市対抗出場。「勝つことが1番の目標。それに向かって一つ一つアウトを重ねていければいい」と話した中山が、勝利をもたらす堅実な投球でチームに貢献する。(有吉 広紀)

 ◆神里、打たせて取る 東本はフルスイング

 神里広之介投手(22)=東京情報大=は、今年2年目の赤嶺謙外野手(23)が沖縄尚学の1学年上で、先輩と再びプレーする。「打たせて取る投球で、一つのアウトを簡単に取れるようにしたい」と意気込みを語った。東本将弥内野手(22)=神奈川大=はフルスイングが持ち味。「大事な場面で流れを変える1本を打てるようにしたい」と、社会人でも変わらず強打をみせると話した。

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請