テレビ朝日系「鈍色の箱の中で」(土曜・深夜3時)の主題歌を歌う俳優・竹内涼真(26)の弟で、モデルや俳優として活動中の竹内唯人(19)が、3月7日放送の第5話にカメオ出演することが分かった。竹内がドラマに出演するのは初となる。
同ドラマは篠原知宏氏の同名漫画(LINEマンガ)が原作。同じ分譲マンションに住む幼なじみの高校生たちの初恋をテーマに、桜井美羽(久保田紗友)を中心に、辻内基秋(萩原利久)、真田利津(神尾楓珠)、高鳥あおい(岡本夏美)、庄司悟(望月歩)の複雑な感情を描いた切なくも危険な偏愛ラブストーリー。
竹内はあることが原因で病院に救急搬送されたあおいを気遣うイケメン看護師を演じる。ドラマでの演技は初めてという竹内だが「『ドクターX(~外科医・大門未知子~)』を見て1週間前から役作りをした」そうで、「緊張をしないで演じられた」とコメント。
また、「今後、もしまたドラマに出演する機会があったら周りの人が『え…?』となるような、マジで空気の読めない奴の役をやりたいです。普段うるさいタイプなので、自分に近いかもしれません(笑)」と語った。
22日放送の第3話ではヒリヒリする恋セリフが大暴走。筧美和子演じるバイオリンのお姉さん綾芽の登場シーンが増え、美羽と綾芽は基秋をめぐって対立していくことに。
撮影では緊迫するシーンが続く中、筧は久保田のことを「時々ボーッとしている瞬間があって、かわいい」と思っていたそう。2人が休憩時間にカレーや音楽など共通の趣味の話題で意気投合し、交流を深める場面も。
そして第3話のクライマックス、雨の中での美羽と利津のシーンは寒い冬の夜の撮影では、雨に濡れるカットは撮り直しができないため、久保田と神尾は寒空の下、何度も何度もリハーサルを重ね、一発OKで無事に撮影を終えた。
さらに、第3話放送の直前22日午後8時から「ドラマ鈍色の箱の中で好スタート御礼SP #ニビハコ生配信」と題し、久保田・萩原・神尾・岡本・望月・筧らキャスト勢が集結するライブ配信が決定。ドラマの見所やあっと驚くウラ話を公開するほか、ゲーム企画などが放送される。ライブ配信は、番組LINE公式アカウント・番組公式インスタグラムアカウントから視聴可能。
◆第3話あらすじ
美羽(久保田紗友)と基秋(萩原利久)が一線を越えたことを、盗聴によって知った利津(神尾楓珠)は、いら立ちを隠せずにいた。そのはけ口を求めた利津は、基秋に「集会室に行けば、本当に欲しいものが手に入る」という意味深な言葉を告げる。気になった基秋が、集会室に立ち寄ると、そこにはマンションに戻ってきていた“バイオリンのお姉さん”河野綾芽(筧美和子)がいた。彼女の姿を目にした瞬間、基秋の脳裏には、一方的に綾芽に向けていた幼い頃の初恋の思い出がフラッシュバックして…。そして、利津の企みはさらに加速する。公園で美羽と2人きりになった利津は、電話で基秋を挑発。美羽に対しても、「アイツはお前なんて眼中にない」と残酷な言葉をぶつける。不穏な空気を感じて、そこに駆けつけてきた基秋は、なんと、美羽に別れを告げてしまう。
一方、綾芽の出現が自身の恋の障害になると感じたあおい(岡本夏美)は、美羽を連れて綾芽の部屋へ。あおいは、戸惑うばかりの美羽そっちのけで、基秋にちょっかいを出さないよう一方的に釘を刺す。綾芽は、その忠告を、受け入れたように見えたが。