【巨人】畠ローテOK、3回無失点6K…原監督「メリハリが利いて、いい投球だった」

4回から登板し、3回を無失点6奪三振の好投を見せた畠(右)(カメラ・宮崎 亮太)
4回から登板し、3回を無失点6奪三振の好投を見せた畠(右)(カメラ・宮崎 亮太)
巨人の開幕ローテ争い
巨人の開幕ローテ争い

◆練習試合 巨人4―3ロッテ(18日・セルラー那覇)

 巨人の吉川尚輝内野手(25)が18日、ロッテとの練習試合(那覇)で走攻守で輝きを放った。同期入団で同学年の畠は2番手で3回無失点6Kの好投。94年度生まれのコンビが躍動した。

 自慢の剛球がうなりを上げた。畠は2点ビハインドの5回。先頭の中村奨に対して2―2からの5球目で思い切り腕を振った。相手の胸元へ147キロの速球が投げ込まれる。バットが空を切り空振り三振。圧巻の投球ショーを見せつけた。

 伸びのある直球を生かし、変化球もキレがあった。ストライク先行を意識し、制球も両コースに投げ分け打者を翻弄した。3イニングを投げ5回先頭から4者連続三振を奪うなど無四球で計6K。球団のスピードガンで最速150キロを計時した。「目の前のバッターを抑えられて良かったです」と安堵(あんど)の表情を見せた。

 こだわったのはいかに打者が打ちづらい投球をするか。昨季までは相手打者に直球を狙われることが多かった。「スピードより速く見せることができるかどうか。菅野さんの球は球速以上のボールを投げているように感じる。自分はまだまだですけど、そういう投球をしたいんです」

 この日は間の取り方を少し変えるなど打者のタイミングを外すことを意識した。キャンプ中は菅野に足の上げ方を質問するなど研究の日々を過ごし「(相手打者が)まっすぐにちょっと差されているように見えた」と手応えを感じた。スピードが速いだけでは打者を抑えることはできない。原監督は「メリハリが利いて、打者もちゃんと見ることができている。いい投球だった」と成長を褒めたたえた。

 毎年けがに悩まされた。昨季は開幕ローテ入りも、7月に右肘の手術を受けて5登板に終わった。今年こそ1年間通して活躍したい。チームの現状は菅野、サンチェスの先発2本柱以外の4枠を争う状態。桜井、高橋、田口が猛アピールを続ける姿が右腕の心を刺激した。

 「やるからには先発で投げたい思いはある。いいピッチングしてる選手の更にその上を目指さないといけない。日々の練習から大切にしないといけないと他の選手を見て改めて感じました」

 この日は全ての練習を終えると「有酸素運動です!」と走って宿舎へ。妥協は一切ない。「自分はぎりぎりの立場にいる。1試合1試合大切にやっていきたい」。開幕ローテ確定へ向け勝負はまだまだ続く。激しい争いをくぐり抜けてみせる。(玉寄 穂波)

4回から登板し、3回を無失点6奪三振の好投を見せた畠(右)(カメラ・宮崎 亮太)
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