【ヤクルト】高津臣吾監督、対外2試合目で初勝利「各投手が持ち味を出してくれた」

スポーツ報知
7回、選手交代を告げる高津監督

◆練習試合 ヤクルト1―0DeNA=特別ルール=(18日・浦添)

 ヤクルト・高津臣吾監督(51)が、対外試合の采配2戦目で初白星。同じセ・リーグのDeNAを相手に、開幕候補の石川と小川、守護神候補の石山とマクガフら計6投手での完封リレーに、新指揮官は「各投手が持ち味を出してくれた」とニンマリだ。

 「意識して、競い合ってほしい」と、あえて同じ日に初実戦マウンドへ送った開幕&守護神候補たち。走者を背負っても併殺で切り抜けるなど2回無失点の石川には「彼らしい投球」。負けじと2回を無安打無失点の小川にも「すべてにおいて昨年よりいい」と合格点。8、9回を締めた石山とマクガフには「後ろ(守護神)については1人に固定してシーズンを戦うつもり」と、競争意識をあおる。

 昨年は12球団ワーストの防御率4・78だった投手陣の立て直しは、そのまま最下位脱出につながる。“兆し”がはっきり見えた勝利に「みんながこれぐらいの投球をすれば、勝つ確率は高くなる」と、手応えを強調していた。(星野 和明)

野球

個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請 報知新聞150周年
×