ヤンキース・田中、シート打撃でほぼ完璧の投球見せる

田中将大
田中将大

 【タンパ(米フロリダ州)=一村 順子】ヤンキースの田中将大投手(31)が17日(日本時間18日)、当地で初のシート打撃に登板。延べ4人のマイナーの打者に対して球数20球を投げ、ヒット性の当たりは1本。ツーシーム以外の全球種を投げ、「また1つステップを踏めた」と手応えを口にした。この日は、投手史上最高額の9年総額3億2400万ドル(約360億円)で新加入したゲリット・コール投手(29)から投球フォームについてアドバイスを求められ、鏡を使った練習法を指南するなど、ベテラン右腕は頼もしく、順調な調整を続けている。

 シート打撃登板前のブルペン投球を見守っていたコールが、田中を呼び止めた。身振り手振り、グラブの構えやボールの隠し方など2人の”即席レクチャー”は、約5分間に及んだ。

 「どうしたら、あれだけ沢山の球種を常に同じフォームで、同じリリースで投げられるか聞いた。いくつか秘訣を教えてもらった」とコール。鏡を使ったフォームチェックなどの練習法を授けられ、「我々はお互いに向上しなければ。打者は常に対策を講じてくるから、投手は新たな適応が必要」と収穫に満足そうだ。

 気前よくアドバイスを送った田中は、「現状に満足していない。そういう探究心とか向上心があるからすごい投手なんじゃないですか」。昨年、アストロズで防御率&奪三振のタイトルを獲った20勝投手へのリスペクトを口にする。

 14日のブルペン登板から中2日で、キャンプ初のシート打撃。延べ4人の打者に対して球数20球を投げ、安打性は1本。内野ゴロ2、フライ1、見逃し3、空振り2、ファウル4、ボール7の内容で、ツーシーム以外の全ての持ち球を投じ、ベンチに引き揚げると客席のファンから歓声と拍手で迎えられた。

 「ばらつきはあったが、しっかり投げられた。打者との間合い、距離感を呼び起こしていくところ。ブルペンとは違った力の入り方をするし、1つステップを踏めたのが良かった」と感触は上々。更に、精度を高めていく。

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