メジャー初昇格なるか 8年目の加藤豪将

メジャー初昇格を目指す加藤
メジャー初昇格を目指す加藤

 レッズの秋山翔吾外野手、レイズの筒香嘉智外野手に加えて、もう1人、メジャーのキャンプに初参加する日本人野手がいる。昨オフにFAとなり、マーリンズとマイナー契約を結び、招待選手としてメジャーキャンプに参加する加藤豪将内野手(25)だ。

 フロリダ州でキャンプを行う15球団の首脳陣及び監督が一斉に揃うメディアデーが16日(日本時間17日)、同州ノースポートのブレーブスの新球場で行われた。マ軍のマッティングリー監督は「キャンプでは、彼の持っているものを全て出して欲しい」と期待を寄せた。

 マイケル・ヒルGMは「ロースター枠が増えたことで、チャンスはあると思う」と指摘したように、大リーグは今季から登録枠が1枠増えて26人になる。このルール改正が、史上初のメジャーのドラフト指名による日本人大リーガー誕生を後押しする可能性を示唆した。

 加藤は12日にジュピターのキャンプ地施設入り。マッティングリー監督はすでに個別面談を行ったことを明かし、「(バッテリー以外)全てのポジションをやると意欲的だった」と目を細めた。同監督によると、チームは投手、野手13人ずつの布陣が基本構想。「状況にもよるが、26番目の枠にユーティリティープレーヤーを置くことは、非常に有効だ」と語った。

 マ軍のユーティリティー選手は、現在40人枠に2016年の盗塁王のジョナサン・ビヤー(28)と、昨年遅咲きでブレイクしたジョン・ベリティ(30)が入っている。招待選手としては、加藤の他にベテランのショーン・ロドリゲス(34)と、メジャー未昇格のエディ・アルバレス(30)がおり、指揮官は「オープン戦から複数のポジションを守ってもらうし、打席数を与えながら、競争していくことになる」と説明した。

 「MLB.com」のジョン・フリサロ記者は13日付の開幕ロースター予想記事で二塁手候補の穴馬として加藤を挙げ、「春の珍事になるかも」と報じた。2013年にヤンキースからドラフト2巡目で指名された加藤は、7年目の昨年3Aで好成績を残しながら、選手層の厚い名門でメジャー昇格の夢を果たすことはできなかった。ジーター新オーナー就任後、主力を放出し、若手中心にチーム再建の過程にあるマーリンズは、25歳の加藤の台頭に期待する。

 ルール改正の恩恵も受け、加藤が26番目の男となるか。マ軍のキャンプは、きょう17日(日本時間同日深夜)に野手が合流、キャンプ初日を迎える。(一村 順子通信員)

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